今、カップラーメン食べようと思っているんですよ…久々に

たまに食うと美味しいんですよね、これ

毎日食べるとやっぱり飽きるのかなとは思いますけどね

それ以上に健康に悪いみたいな話もあるわけです

まあ、あんまり気にしないんですけどね

しかし、この値段・お手軽さ、そしてこの味

一部で 4000 億円と呼ばれる市場に発展するのも頷けるものがあります

4000 億円ですよ！

カップラーメンが幾つ買えると思っているんですか？

そして、そんなにいっぱい誰が食べているんですか？

不思議でなりません

嘘だけど…

とまあ、これが正直カップラーメンの欠点のひとつだと思うんですよね

この、出来上がるまでの微妙な“間”というやつが

短い時間でしかないのですが、それ故にどうしても暴走します

妄想が…

これが、お湯を入れてから 10 分、20 分とかかる設定になっていれば、ちょっと漫画なんか読んじゃおうかな〜…と何かを画策する気にもなるのですが、基本の 3 分では何もできません

でも、その時間で地球を救って帰るのだから、やっぱりウルトラマンの偉大さは感じずにはいられないわけです

偉大なのはわかるのですが、初代ウルトラマンが作られてから何年経ってもいっこうに改善しようとしていない辺りは、学習能力の低さも感じずにはいられないわけです

もしかして馬鹿な種族なのでしょうか？

そんな馬鹿な種族に助けられないと困ってしまう地球側は何も言えないわけですが…

そんなステキ妄想

逆に、この待ち時間がもっと短ければ良いのか？

もっと短ければ、暴走が各駅停車くらいで止められるのか？

というと、これがそうでもない

そうでもないどころか、非常によろしくない

失敗です。やり直しです

振り出しに戻ってください

その昔、クイック・ワンというネーミングの 1 分ラーメンもあったわけですが、失敗に終わった経緯があったりするわけです

まあ、私は好きだったんですけどね

何が失敗だったのかというと、1 分で出来上がるラーメンというのは、非常に早く出来上がる利点と同時に、非常に早く伸びてしまうという宿命を背負わざるを得ないわけです

「伸びたラーメンは、ラーメンじゃない！」

そんなグルメな発言をするヤツは、そもそもカップラーメンなんか食うんじゃねぇ！

と言いたいところですが、基本関係ないので無視するとして…

やはり、伸びてしまってはラーメンの存在意義としてもゆゆしき問題

ラーメンの持つ権利を侵害しない為にも、考える必要があります

こいつらの成長は、お湯を入れた瞬間から開始する

そして、止まるところを知りません

止めるには、食い尽くすしかない

スープと一本の麺だけでも残っていれば、そいつは成長を続けるわけです

まあ、カップ焼きそばとかはお湯を捨てればだいぶ変わるわけですけどね

でも、普通のカップラーメンはそうはいきません

やはり、美味しく食べてあげるには伸びる前

出来上がりからその瞬間までに食べ尽くしてあげる優しさが必要です

そう考えると、そもそもこれで良いのかと思ってしまうのが、実は設定されている時間

そもそも、なぜ 3 分なの？

3 分というタイミングがベストであるのなら、それよりも少し前に食べはじめた方がベストの瞬間を美味しく味わえるのではないのか？

3 分でベストを迎える品に対して、3 分ちょうどから食べ始めるなんてナンセンス！

小学生の時に「一日三回、三分以内に、三分以上」などと書かれた歯磨きのポスターをみて、三分以内に三分以上なんて、不可能じゃないか！

…と、小一時間は問い詰めたいくらいに思ったのと同じ様な反論が意味もなく沸き上がります

ヤツらの成長の速度を無視した考え方にも思えてなりません

ただね…

知り合いには 20 分くらい放置して、麺が蓋を持ち上げるようになってから食べるヤツとかもいるわけですよ

さらに、そいつはそれが最高とか言うわけですよ

ぶっちゃけ、美味しく食べるなんてその人の感性なんですよね

だから、議論する意味なんてないのかもしれません

そもそも、私が食べようとしているのはカップ焼きそばだし…

つか、すっかり伸びちまったよ、ちくしょう！