Archive for the ‘棚から一掴み’ Category

Posted by をかもと at 2009年2月7日 土曜日

ステーションの奥の奥 (ミステリーランド)ステーションの奥の奥 (ミステリーランド)
 著者:山口雅也

「うん。ぼくはこれから、ここへ吸血鬼を呼び出してみようと思うんだよ。」

小学6年生の陽太は東京駅が全面改築されることを知り、東京駅を探検して夏休みの自由研究にしようとする。
東京駅を探検するため、夜之介おじさんとともに東京駅の「東京ステーション・ホテル」に向かう。
そこで、彼らが遭遇した奇妙な事件。
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Posted by をかもと at 2008年12月20日 土曜日

ぶたのたねまた ぶたのたねぶたのたね
また ぶたのたね
 著者:佐々木マキ

「おどろかんように。このピンクのつぶは、ぶたのたねです。」
おおかみはおどろいた。
「ぶたのたね、ですって?」

足が遅くて"ぶた"を捕まえられず、野菜と木の実しか食べたことが無い"おおかみ"。
偶然とおりすがった"きつね"博士が、どうしても"ぶた"が食べたい彼にくれたモノとは、"ぶた"の実がなる木の種と早く大きくなる薬だった。
"おおかみ"が植えた"ぶたのたね"は、大きくなりやがて
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Posted by をかもと at 2008年12月10日 水曜日

くらのかみ (ミステリーランド)くらのかみ (ミステリーランド)
 著者:小野不由美

「座敷童子がいい妖怪だって言われるのは、だからなんだね。お金持ちになるのはいいことだから、それを連れてきてくれる妖怪は、いい妖怪なんだ。」
「へえ?」と、想一はちょっと、いたずらでもたくらむような顔をした。「お金持ちになるのは、いいことなのかい?するとうちは、お金持ちじゃないから、いい状態じゃないんだな。」

講談社の子供向けミステリシリーズ「ミステリランド」の第1回配本の中の1冊です。
ミステリランドは、この本の他は森博嗣の「探偵伯爵と僕」を購入済み。

「探偵伯爵と僕」もそうなんですが、子供向けとは言え、なかなかに丁寧なミステリで、いっさい手抜きはありません。
5人しかいなかったはずの子供たちにまじった座敷童子、しかしどの子が座敷童子かは誰にも分からない。
そんななかで起こる旧家の後継者争いと、それに関連するかのような後継者候補に襲いかかる不可解な事故。
しかも座敷童子の招待が、メイントリックにも関連してくる解決篇はなかなかに爽快です。

子供だけでなく、ミステリ好きだったかつての少年少女にもオススメの1冊です。

Posted by をかもと at 2008年12月4日 木曜日

狼花  新宿鮫IX (新宿鮫 (9))狼花 新宿鮫IX
 著者:大沢在昌

警察にはふたつの顔がある。キャリアに代表される有能な官吏が公の席で「暴力団壊滅」をうたう一方で、現場警察官は課せられた「拳銃取締」や「違法薬物摘発」のノルマのために、顔見知りの暴力団員の力を借りる。
幹部は清潔で理想的であれ。泥は末端がかぶればよい。
鮫島が許せないと感じる、警察の根本的な体質だった。

新宿鮫シリーズ最新刊「狼花」読み終わりました。
前作以前からの鮫島のライバル、国際犯罪者の間野(仙田)とキャリア同期の香田。
この2人と鮫島の争いに決着が着いた作品でしたが.
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Posted by をかもと at 2008年9月2日 火曜日

カポネカポネ
 著者:佐藤賢一

「それにしても・・・」
どうして、こんなことになっちまったのかなあ。アルは自らの呟きに捕らえられた。ただ俺はビジネスに励んできただけなのに・・・。それがアメリカ流だったはずなのに・・・。

20世紀初頭のニューヨーク。
イタリア人街の顔役であり、ギャングの大ボスであるジョニー・トリオに見込まれた青年アル・カポネ。
バーテンダーからはじめた彼が、持ち前のビジネスセンスと明晰な頭脳、問答無用の破壊力で、裏社会を支配する帝王になる。
アル青年が暗黒街の帝王としてシカゴに君臨するまでを描いた第1部と、彼に憧れ執拗に追い回す禁酒局特別捜査官エリオット・ネスの栄光と堕落を描いた第2部からなる二部構成。
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