煉獄のエスクード RAINY DAY&DAY

414P349BN2L._SL75_.jpg煉獄のエスクード RAINY DAY&DAY
著者:貴子潤一郎
富士見ファンタジア文庫

随分前に買いました〜。

いやぁ〜、久しぶりの小説レビューですよ!
そして

待ちに待った貴子潤一郎作品ですよ!

いやいやいやいや
待ちに待った割りにはレビュー遅いな〜とか、
もうすぐ次の巻も発売されるんだなぁ〜とか言わないでください〜。
ど〜も、いろいろあって読めない時期があるのですよ(涙)。

ストーリーは、扉のところの文章を引用するなら

「それの解読のために、何人もの人間が発狂し、命を失った」
 フランスの古書店で発見された一枚の紙片。それには呪われた文字で“扉”の場所が記されていた。
「やつらは人の肉を喰らい、血を啜る」
“扉”−それは魔界とこの世を繋ぐ門。その封印が破れた時、世界は“魔族”に蹂躙され地獄と化す。
 退魔の妖剣ブラディミールに選ばれてしまった少年・深津薫は、教皇庁の影の組織エスクードの一員となり、“扉”を封印する力を持つ美少女“レディ・キィ”の護衛の任務につくことになる。
「やつらにレディ・キィを奪われてはならない。護れない時はおまえが彼女を殺せ」
 17歳の少年に託された残酷な使命……。だがそれは、薫の長い闘いの始まりにすぎなかった−。

とまあ、こんな感じの物語。

とにかく

  • 設定の上手さ
  • どんでん返しの見せ方
  • 物語の残酷さ

どれをとっても最高です!
もう本当はバリバリ書きたいのですが、どう書いてもネタバレになりますし。本当にこれは読んで確認して欲しいので、今回は我慢します!

伝奇モノ・残酷な展開・裏切り
この辺のキーワードにビビっと来る人は、是非手にとってみてください。

− おまけ −

しかしね〜。あとがきで著者は

正伝 6 冊、続編 6 冊、外伝 6 冊の計 18 冊

とか書いておるのですけどね、この著者の筆の速度では

到底無理なのではないかと!

そればかりが非常に心配であり。少なくとも

中途半端なところでやめるのだけは勘弁して〜!

と、強く願わずにはいれません・・・。

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