美女で野獣 (7)
著者:イダ タツヒコ
サンデーGXコミックス/小学館
買いました〜。
大切なのは誰と闘るかだ!!
というわけで、女子高生キャットファイト漫画も遂に 7 巻ですよ〜。
長いですね〜。この作者にしては、驚くほどの長さですよね〜(爆)。
なにせ、過去の実績といえば…
外道の書 全1巻 秘密結社α(アルファ) 全1巻 BLADE 全3巻 HeLARD 全2巻 ゴルディアス 全3巻
という、素敵な状態。
でもね、個人的にはどの作品も好きなんですよ〜。面白いんですよ〜。
設定と最初の方だけはね!
特に、BLADE のパートナーの女性が剣に姿を変えて闘う剣士達の話とか。
HeLARD の、都市伝説として噂される数え歌に正しく答えていかないと、その歌の通りに殺されてしまう連続猟奇殺人の話とか…。
ものスゲ〜ぐぐっと引き込まれるんですよ!
最初の方だけはね!
とまあ、個人的にはそんな感想のこの作者。そんな欠点を打ち破ったのかどうかはわからないけど、7 巻まできた「美女で野獣」のご紹介です〜。
ここまでの話は、本の STORY 紹介を借りると…
一茜は最強の古流武術「鬼首流」の伝承者。酒浸りの父・源一郎のつくった借金返済のため、女子高生キャットファイトに選手として参加するはめに。その初試合でチャンピオンの毒島リリカにまさかの敗北を喫するが、茜はすっかりキャットファイトの虜になる。
ある夜、茜はトイレのない田舎道で、野グソに及ぶ。主人公にあるまじき行為もさることながら、通りすがりの謎の女性に排泄中の写真をパシャリ! その女、鈴峰美音。鬼首流の対抗流派である八津墓流の統首・十文字斬蔵を師とする、女性格闘家だった…。
果たして茜は人としての尊厳を守るための写真を取り戻せるのか!? 茜の受難は続く!!
とまあこんな感じ…。
要するに、リアルさは全然ありません! あくまでも、読み物として楽しみながら読める作品です。
そんなに絵の上手い方の著者ではないので、読むのに抵抗のある人も多い作品ではあると思いますが、女子高生同士の闘いをダンスのような視点で描く部分は、個人的には結構好きです。
特に、今回の巻にある「毒島リリカ vs 摩利蜜姫」戦はなかなかの見物!
血は流れても大量じゃなく、痛い感じはなし!
興味のある方は、機会がありましたら一度読むことオススメですよ〜。
− おまけ −
ただし、血があんまり流れない代わりに、別のもの がいっぱい流れるので(特に今回の巻)注意が必要です…。