WordPress を日本語環境で使用している時、インストールされている WordPress プラグインをダッシュボードで見ると、プラグインの説明のところが日本語表記・英語表記が混在してることがあります。
この説明欄に表示されるのは、プラグインの主たる PHP ファイルの先頭に含まれた標準プラグイン情報ヘッダーの「Description:」という行に書かれた情報です。
プラグインの作成 – WordPress Codex 日本語版
この「Description」行に日本語書いておけば日本語で説明が表示されるんですが、それだと他言語の環境で使ってもらえないプラグインが出来上がってしまいます。
ところで WordPress では gettext を使用して他言語対応しています。
これは、標準プラグイン情報ヘッダーでは適用できないのでしょうか?
標準プラグイン情報ヘッダー内の文字についても gettext に対応させる仕組みがあります。
例として、僕の作ったプラグインの標準ヘッダー情報を見てみましょう。
この2行を指定し、言語リソースファイル中に「Description:」に書かれている文字列の翻訳も含めておけば WordPress の管理画面で説明が、きちんと翻訳されて表示されます。
もちろん、これは「Description:」行だけでなく 「Plugin URI:」や「Author:」なんかも、言語リソースファイルに含めておけば翻訳されます。
プラグインの説明ページを日本語と英語で用意している親切な作者さんは、ここも変えてあげると、利用者としてはとても嬉しいと思うよ。
ピンバック: WordPressのfunctions.phpを書きまくってる人はプラグインにして公開すると幸せかもしれません。 : Toro_Unit