涼宮ハルヒの直観
谷川 流/いとうのいぢ
スニーカー文庫/KADOKAWA
買いました〜。
おかえり! ハルヒ!
久しぶりです。
……えっ? 一月経ってない?
いや、今回は作品が久しぶりです。
いったい何年経った?
そう思わずにはいられない「涼宮ハルヒシリーズ」の最新刊、『涼宮ハルヒの直観』をご紹介したいと思います。
前回の投稿で書いた「久しぶりのもの」とはこいつのこと。でも、ホント何年だ?
最後の「涼宮ハルヒの驚愕」が 2011/06/15 とかなってますね。
いや~……意外と経ってないなぁ? 何かもっとすごーい待っているようなイメージでした。
よく考えると、そのくらい待たされている作品って結構あるような気がするし、作者生死不明みたいなのもあったりしますもんね(『マージナル・マスターズ』はどうなった! 『龍盤七朝 DRAGON BUSTER』はどうなった!! ……うん、あげたらキリがないね)。
そう考えると、まずは頑張って書いてくださった作者様に感謝! ですね。
さてさて、褒めるだけ褒めたから後は貶すぞ(ぉぃ)。
とはいえ今回の話、個人的には結構好きですね。
何というか……戻ってきた日常感?
今までのシリーズ後半は結構話も大きくなってきて、登場人物も増え。まあ、だから良いという人も多いかとは思いますが、私は何となく付いていけないものを感じておりました。実際、シリーズは全部読んできた筈なのに、覚えているのは最初の巻と初期の頃の印象深いエピソードだけですしね。(キャラの設定考えると、話が大きくなるのは仕方と解っているのですが……)
その点、今回の巻は登場キャラもいつものメンバー+1くらいですし、舞台もいつもの部室メインです。
怪異異常現象もほぼほぼ無くてミステリー色が大変強い感じになっています。
こういうのが意外に「このミステリーがすごい」とかの候補とかになるんじゃないでしょうか? 『古典部シリーズ』みたいに。
そんなわけで、このシリーズを読んできた方には懐かしさも込めてオススメですし。そうじゃな人も……やっぱりキャラが解ってないと全然楽しめないと思いますので、昔からの読者の方にはオススメですかね。
あぁ、薦める意味ねぇ。