「三月は深き紅の淵を」
著者:恩田 陸
コピーをとってはいけない、作者を明かさない、友人に貸す場合はたった一人だけで、それも一晩だけ。
さまざまな条件をつけられた「三月は深き紅の淵を」という稀覯本を探す話(待っている人々)、作者を突き止めようとする話(出雲夜想曲)、本が書かれようとしている時の話(虹と雲と鳥と)、本が書かれている最中の話(回転木馬)の4部作で構成されています。
どれも独立した話になっていて、関連は「三月は深き紅の淵を」と言う本だけ。
この「三月は深き紅の淵を」と言う本がなかなか魅力的に書かれています。
私のような活字中毒者には、かなり共感させられる話です。
はっ、もしやこの感情が萌えなのか?
#違いますね 😛