怪物王女 (1)
著者:光永 康則
シリウスコミックス/講談社
買いました〜。
よく聞け
私の名は姫──
怪物と呼ばれる
全ての異形の者どもの
上に君臨する
王の娘だ
え〜と、怪物くんの続編漫画怪物王女の紹介です〜。
大まかなストーリーは、本の裏表紙の説明を借りると…
血の一滴は、生命の雫。
平凡な少年、ヒロは
交通事故によってその命を失う。
謎の少女「姫」の血を飲むことによって、
ヒロは死から生還する。
しかし、
不思議な血の力によって蘇った少年を、
血の戦士としての戦いが待っていた。
「姫」は怪物と呼ばれる異形の者たちの
頂点に立つ王族の一員だったのだ。
王位をめぐる、
血を分けた兄弟姉妹による殺戮。
策謀と憎悪の渦に、
姫とその血の戦士となったヒロは
飲み込まれていく。
登場 3 ページ目にしていきなり車に轢き殺される主人公!
チェンソーを振り回して喜ぶヒロイン!
「ふが」しか言わない美少女人造人間。
半人間の狼少女。
胸がでかいだけのメイド。
といった、実に適当多彩なキャラクター構成と、手抜き個性的な絵で展開する物語です。
主人公の「不死だけど普通の人間だから、実は大したことができません」という設定は、何となく初期の「3×3EYES」を彷彿とさせるモノがありますが、こちらの主人公は間違ってもそんなに続かない強くならないでしょう。
この「ツンデレ」人気の御時世に、媚びることなくどこまでも「ツンツン」としている「姫」のキャラクターにはなかなか新鮮な感じがありますが、「デレ」っとしたらそこでその魅力は霧散しきってしまうので、何時までツンツンしていられるのかは見物です。
設定自体は悪くないと思うのですが…好みの別れる作品ですかね〜。
え〜っと・・・
微妙すぎて、どの辺りにオススメすれば良いのかわかりません(汗)。
とりあえず、立ち読みで初めて見るのがよろしいのではないかと思います。