Pumpkin Scissors (5)
著者:岩永亮太郎
講談社
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買いました〜。
実際──
横領された金がまっとうに運用されてても・・・・
臣民の手元で反映されるのは
麦が一粒増えるかどうかって程度かもしれねェ・・・・
けどよ・・・・
その一粒を口にできてたなら
その一粒分の時間だけでも生き長らえたなら
もう一言
子供の声を聞けたんだ
その一言があれば立ち直れたかもしれねェ
辛くても思い出にできたかもしれねェ
テメエが奪ったのはそういう粒だ
計算してみろ
テメエが遊んだ金で
何粒の麦が買えたのか
パンプキン・シザーズ 5 巻来ました〜。
アリス少尉の決闘の決着来ました〜。
前の巻に続き、今回もアリス少尉の独断場かぁ〜?
…と思いきや、珍しくオレルド准尉がセリフで活躍という感じで、部隊一丸となって頑張っております。
結局はアリス少尉の活躍に、他は影薄いですけどね
特に主人公! ただの木偶の坊と化しております。
こんなんで大丈夫なのでしょうか? 要らぬ心配をしたくなりますが、そもそも人外バトルにならないと活躍がないこの主人公、致し方ないですかね〜。まあ、マーチス准尉のようにオチつける為のご都合キャラじゃないだけマシでしょうしね。
しかし、そんなマーチス准尉…。後半の話では大活躍です!
というか、殆どマーチス准尉の独断場! 主人公に至っては、鉄で補強した尿瓶を手にホラー映画の如く迫ってくる看護婦を相手にしている2コマだけの登場。本当にこんなんで大丈夫なのでしょうか?
そんなマーチスメインの話は、何とラブロマンス! 異国のツンデレお姫様の為に奮闘する恋愛モノの展開です。
相手が10歳前後の女の子
という部分には、色々と問題がありそうですけども…。
設定的には相変わらず色々と無理があるというか…
・全力で振り回しているマチェットに、いつまでも滴り落ちるような泥が付いているのはヘンじゃない?
とか…
・マン・ゴーシュ単品でそこまで使えたら無敵の剣だよ!
とか、色々ツッコミどころだらけですけども、そういうのは無視して楽しめる作品だと思います。
ストーリーがずっと繋がっているのもありますので、前の巻を読んでいる方には続けてオススメしたいと思います。
− おまけ −
つか、こんな漫画までTVアニメ化だそうです!
ちゃんとまともに動かせるのかなぁ〜〜〜。
まあ、正直言えば見たいですけどね。