JACKALS(1)(2)
著者:キム ビョンジン
原作:村田 真哉
YG COMICS/SQUARE ENIX
買いました〜。
「逃げるか」 |
「…何処にだよ」 |
「日本」 |
「てめえが行きたいだけだろ」 |
原作者が日本人で漫画が韓国の人という、ちょっと珍しい組み合わせによる漫画。
まあ、韓国の漫画界への進出が非常に多い今、場合によってはこれからも増えていくのかな〜…と思えなくもない。
そんな先駆者となるかどうかはわからない「JACKALS」を今回はご紹介致します。え〜っと、まずはあらすじ説明を 1 巻の裏表紙を借りて…。
犯罪組織が支配する無秩序な街、シセロシティ───。
この街には、畏怖と侮蔑の意を込め“ジャッカル”と呼ばれる
無頼の殺し屋達が暗躍していた。
彼らの中に、絶大な破壊力を持つ武器「アリゲーター」を使い、
己の信念を貫く若きジャッカルがいた。
彼の名は、ニコル・D・ヘイワード───。
暴力と欲望が渦巻く裏社会での生き残りを賭け、
今、ニコルの戦いが始まるッ!!
こんな感じの話。
つまり何と言いましょうか…。
・・・・・・・・・・・・・・・
ついでに 2 巻の裏表紙を借りると…。
街を牛耳る組織「ガブリエラ」に刃向かった
殺し屋(ジャッカル)・ニコルと賞金稼ぎ(バウンティハンター)・フォア!!
仲間を殺された「ガブリエラ」は、
報復のために動き出す!
フォアの元には、神速の剣さばき誇る
冷酷な剣士・クロードが、ニコルの元には
「ガブリエラ」最強の男・アイザックが刺客として現れる!!
己の強さと信念を貫くため、男達の刃が激しくぶつかり合う!!
こんな感じの話。
まあ、端的に感想を述べるのであれば、可もなく不可はあり?
まだ物語は始まったばかりなので、今単純に判断してしまうのも早急すぎるとは思うのですが…そもそも長続きしなさそうだし。
デカ剣バトル及び、異能者と言っても良いような専門家(スペシャリスト)とのバトルを中心に描きながら、所々にギャグを入れている辺りなんか頑張っているんだけどイマイチ噛み合ってないというか。
伏線も色々頑張って貼っているんだけど印象に残らなくてわからないというか。
でもこれ、きっと原作者が原因だろうな〜。
絵の方は荒削りで未だ勉強中という感じですが、これからまだまだ伸びるのではないかという雰囲気を感じられますので…。
何処かで見たことがあるような絵柄や構図ばかりというのは置いといてね。
デカ剣バトルに興味のある人であれば、一応オススメといったところですかね〜。
そうじゃない方々は、面白くなってくるまで待った方が良いかも…。
その前に終わらないことを祈りながら…。
− おまけ −しかし、1、2 巻通してヒロインと思われるキャラが
1 巻: 14 ページ
2 巻: 4 ページ
だけの登場という極端ぶりは、ちょっと凄いかも!