「蠅の女」
著者:牧野 修
廃墟にピクニックに出かけた主人公たちが、カルト教団の秘儀を見てしまい、秘儀により復活した「救世主」に命を狙われる。
主人公たちは対抗策として悪魔「ベルゼブル」(蠅の王)を喚起して戦うと言う話。
救世主に対抗するために蠅の王「ベルゼブル」を呼び出してしまうのは飛躍しすぎか?
しかし「ベルゼブル」がなかなか魅力的なので許そう。
さほど厚くないし、勢いがあるので、オカルト知識なしでもスラスラ読めます。
# ってかオカルトと言っても「ロンギヌスの槍」と聖書の引用があるくらいかな?