パッション
出演:ジム・カヴィーゼル、モニカ・ベルッチ、その他
監督:メル・ギブソン
ユダの裏切りからゴルゴダの丘での処刑、イエスの復活までを描いた作品。
冒頭イエスが弟子の裏切りに怯え、苦悩するシーンから始まる。
脇役である聖母マリア、ユダ、イエスのかわりに十字架をかつぐシモン、マグダラのマリアなども丁寧に描かれる。
特にイエスを敵対者に売ったユダの苦悩、我が子を捕らえられた聖母マリアの苦悩などの描写が素晴らしい。
ラスト十字架からイエスを降ろした際の聖母マリアの表情は感動的。
ただし、話題になったイエスへの拷問シーン・イエスの手に杭を打ち付けるシーン・ゴルゴダの丘での磔刑シーンは、話題通りかなり描写がエグイので残酷なシーンが苦手な方にはオススメできません。
クリスチャンでない私でも、イエスの生き方・その情熱に素直に感動できました。
観て損はない。
takaさん、どもです。
パッションですが、映像的にエグイ所もあるので万人にお勧めできないのが困りものです。
とは言え、聖母マリアのセリフはさほど無いのですが、人の母としての悲しみが丁寧に描かれています。
他の脇役も登場シーンこそ少ないですが、それぞれが印象的に描かれています。
残念ながら、私はクリスチャンじゃないのでパッションが聖書に忠実かどうかは判断できませんが、それでもイエスの生き方に感動させられた作品でした。
こんばんは!
「パッション」は海外では話題になった映画だそうですね。
キリストの最期の話というと太宰治を思い出しますが、それぞれの登場人物の苦悩が描かれているというのは興味深いですね(拷問シーンは苦手なので観れませんが…)。