シルバー事件
機種:PlayStation
発売日:1999/10/07(廉価版 2000/10/5)
発売元:アスキー
ジャンル:アドベンチャー
パッケージ裏面
■新機軸アドベンチャー
発売延期を繰り返してようやく発売された「Killer7」、これは安くなったら買いたいなぁ・・・・と思って調べてみるとその前に「花と太陽と雨と」をやっとけ!とのこと。
で、これも調べるとその前に「シルバー事件」をやっとけ!とのこと。
そういうわけで激しく遅延プレイとなりました。
内容は一言で言うとデジタルノベル。ストーリーは基本的に一本道でゲームオーバーもありません。
ただ、見せ方は「2人のキャラクターの視点で同時進行して最後につながる」というタイプ。
手法自体は目新しくないものの、話の噛み合わせが絶妙です。
道中は3Dダンジョン、コマンド選択、数字パズルを解きながら進めて行きます。
特に力が入れられているのが、まず演出。
画面デザイン、アイキャッチ、BGM等・・・・スタイリッシュでカッコいいです。
挿入される動画もアニメ、CG、実写と素材をふんだんに使っています。
もう一つが世界観とキャラクター。とにかく変人が多い(笑)。特に男性。
怪しく、バカッぽく、カッコいいのですけれど、名セリフも多数出てきます。セリフフェチにはたまらんです。
(キャクターのセリフに声は入ってません。テキストのみ。)
問題点としては、クセのある世界観、演出、キャラクターがプレイヤーの肌に合うかどうか・・・・という点くらいでしょうか。
ストーリーの複雑さと表現内容を考慮すると個人的には18歳以上推奨です。
操作性があまり良くない(というかクセがある)点もありますが、こちらは慣れれば問題無いレベルです。
SF/ホラー/ミステリーの小説や映画、刑事ドラマが好きな人にオススメ。
最後に。
クサビのおっさん! アンタ最高だよ!!
■おまけ
パッケージは初版品とアスキー・カジュアルコレクション(廉価版)の2種類あります。
この文面は廉価版をベースに書いています。
説明書にゲームを進める重要なヒントが書いてありますので、これから入手される人は「説明書無し」のものは避けましょう。