機種 :Nintendo64 / Dreamcast
発売日:1999/09/03(N64版) / 1999/12/09(DC版)
発売元:トレジャー
ジャンル:シューティング
基本情報はこちら。
■すべてはミサイルのために
N64とDC、高性能3Dハードを使いながら完全2D表現の全方位シューティングゲーム。
もちろんトレジャー作品であるからにはその仕様には理由があり、「ハードのパワーをありったけミサイルの描画にブチ込む」という クレイジー 個性的 なコンセプトとなっています。
プレイヤーは無敵ロボのバンガイオー(番外王?)のパイロット。各ステージにはボスキャラが存在しており、迷路のようなマップの中からそいつを探し出して倒せばステージクリアとなります。
初見では画面中央に小さい自機がいて、敵も同じく小さくてチマチマした印象ですが・・・・どうもミサイルの演出の為(空間を稼ぐ)にそうしているようです。
ウリであるミサイル(全方位弾)は敵を破壊してゲージを貯めることにより5発までストック可能。発射ボタンで誘導ミサイルが敵にすっ飛んでいきます。
そして、もうひと工夫してあるのが「カウンター」。発射されるミサイルの数はバンガイオーの近くにいる敵機や敵弾の数が多いほど増えます。
ギリギリまで引きつければ敵弾の消滅と同時に最大で400発のミサイルが発動! DCが悲鳴を上げて処理落ちしつつも、各ミサイルが任意の軌跡を描きながら画面上を飛び回ると。
誰もがイヤッッホォォオオォオウ! と歓喜するインパクトがあります。そして病みつきに。
なお、ボスにもミサイルを装備しているヤツがいます。
ボスがミサイル発射 → こっちはカウンターミサイルで応戦 → ボスもカウンターミサイルで打ち返し → こっちもカウンターミサイルで応戦 → ボスも負けじとカウンターミサイルかよ!・・・・ などとカウンター合戦をしているといつのまにか画面内のミサイルは1000発はあろうかという状況に。いやはや熱く愉快です。
ふざけたストーリー、演出、操作性などの要素も抜かりはなく後半ステージはトレジャーらしい難易度になっています。
なお、以上の文面と画像はDC版での話になります。(N64版は未所有につきノーコメントです)
ということで、
DCユーザーには問答無用でオススメいたします。