機種:PlayStation
発売日:1996/01/26
発売元:サントス
ジャンル:シューティング
■易しいのは仕様です
3D演出2D縦スクロールシューティング。サントス社のエアグレイヴの前にリリースされた作品。
買ってきて、説明書をチョコっと読んで始めたら初プレイでクリアしてしまった素晴らしいコストパフォーマンス。
後で説明書を最後まで読んだら「本ゲームの制作にあたり、どなたにでも楽しめる難易度と分かり易い操作システムを前提に開発を進めました」って書いてある・・・・シュタールフェーダーの80%は易しさで出来ています?
システムはショット+ボンバー方式、広範囲ショットと前方集中ショットをボタンで使い分け。自機はライフ制で性能の異なる4種類の機体から選択です。
易しさについては確かに易しいのですけど、敵の攻撃にメリハリが無くてダラダラ〜。適当にショットを撃ってアドリブ回避で進めるお手軽さの代償として手ごたえに乏しいです。ボンバー補給アイテムとライフ回復アイテムが頻繁に出現するのも緊張感を薄くしています。シューティング経験者なら最初からノーマルモードはすっ飛ばしてハードモードをやりましょう。
全体的にこれといって特徴が無く、グラフィックと音楽については並といったところ。オプションモードで敵弾の色を変更できる機能はちょっと珍しいかも?
あと、CDをパソコンで覗くとプログラマの書いたテキストファイルが入っていて、何回もバグ修正してソニーに怒られたとか愚痴が書いてあります。お疲れ様。
ということで、
B級シューティングマニア向け。そうじゃない人は激安であれば。