ホテル・ルワンダ
出演:ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ニック・ノルティ、ホアキン・フェニックス
監督:テリー・ジョージ
「世界の人々はあの映像を見て、"怖いね"と言うだけでディナーを続ける」
ようやく、新潟でも公開されました。
主役のポール・スセサバギナ氏を演じたドン・チードルと、彼を主役に抜擢したテリー・ジョージ監督の勝利ですね。
ポールの人物像をヒーロータイプの頼りがいのある男ではなく、どこにでも居そうな真面目で平凡な男として描いている点が心に残ります。
#出資元にはデンゼル・ワシントンやウィル・スミスを勧められたらしいですが (^^;;
虐殺シーン、戦闘シーンなどは直接的な映像を出さず、抑えた演出も好感を持てます。
これはドキュメンタリーでもホラーでもなく、あくまでも力強いヒューマンドラマとして描こうとした製作者側の意図がはっきりと伝わってきます。
衝撃的だったのは、カメラマン(ホアキン・フェニックス)が撮ってきた虐殺シーンを見て「これで世界から救助が来る。ありがとう」と言ったポールに対して、カメラマンの答えた言葉。
「世界の人々はあの映像を見て、"怖いね"と言うだけでディナーを続ける」
哀しいけれど、これが現実なんですよね。
関連記事:ホテル・ルワンダ、ホテル・ルワンダ 日本公開 続報、ホテル・ルワンダ 公開決定
関連サイト:ホテル・ルワンダ 公式サイト
hi-chan どもです。
でしょ、ドン・チードルで大正解だった感じです。
ただ、デンゼル・ワシントンやウィル・スミスだったら、日本公開もあれだけ難航はしなかったと思うんですよね。
ま、無事公開されて良かったですが (^^;;;
確かにデンゼル・ワシントンでは頼りがいありすぎですね(苦笑)。
私もジャーナリストの言葉に衝撃を受けました。
まさしく自分のことを言われているような気がしました。
latifa さん、どもです。
配給会社的には、ドン・チードルでは話題性にかけると思ったんでしょう。
しかし、デンゼル・ワシントンでは頼りがいありすぎ、ウィル・スミスでは軽すぎですよねぇ。
「SimpleAPI ウェブサイト・サムネイル化ツール」って所のサービスを借りてます。(http://www.simpleapi.net/)
ちょっと見、凄そうでしょ。
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ちょっと追加です^^
をかもとさん〜上のトラバの画面というか、すごいですねー!
をかもとさん、こんばんは〜(^_^)/
をかもとさんとおんなじ言葉に一番反応していた自分です!!同じで、嬉しいです。
↑嬉しいというか、なんというか・・・ですが・・・
え〜っ、そんな候補もあったんですか。
いやいや、チードルさん、凄く適役でしたよね。
わざと、なまりも入れてた様な・・・気のせいかな・・
先日「クラッシュ」を見たのですが、その時は、全くなまってなかったと思ったのです・・
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muse さん、コメント&TBどもです。
この言葉、一番グサっときました。
私もリアルタイムで知っていても、やはり同じ感想を持ったと思います。
中々に考えさせられる映画でした。
こんばんは。ジャーナリストのこの言葉は重いですね・・。自分がリアルタイムでこのニュースを知っていたとしても、そうだっただろうなと思います・・。
でも、自分の身近で似たようなことが起こりそうになったときに、自分がどう振舞うべきなのかということも考えさせられました。これは現実に起こりうる問題です。この映画、ただ単に遠くの国のことを伝えてくれただけではないのだと思っています。
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