WordPress サイトのパフォーマンスチューニング (4)

さて、前回、オブジェクトキャッシュの効率化に着手して、モノの見事に失敗した私ですが、File-Based Extension to the WordPress Object Cacheなるモノを発見。
DBアクセスせずにファイルアクセスで、済ませてしまおうという仕掛けです。
要はコレ、WordPress 2.5.x 以前にあったオブジェクトキャッシュを、2.5.x 以降のバージョンでも使えるようにしてしまおうというものです。

しかも、ご丁寧にも APCXCacheeAccelerator などのPHP用の各種キャッシュモジュールが使える場合は、それ用のモノも用意してあります。
これらを利用すれば、オブジェクトキャッシュ情報をファイルに書き出すのではなく、PHP用の各種キャッシュモジュールが管理する変数キャッシュ領域にセットしてくれます。
SAKURA では PHP が CGIモードで動作しているため、PHP用の各種キャッシュモジュールがイマイチ使えないので、File-Based Extension を導入してみました。

通常のプラグインとは違いますので、導入方法は以下のとおり。

  1. /wp-content/cache/ と言うディレクトリを作成。その際、書き込みができるようにパーミッションは777等に設定しておく
  2. object-cache.php を /wp-content/ 直下にコピー
  3. /wp-config.php に "define(’ENABLE_CACHE’,true);" を追加

「負荷観測鯖一覧 < なんとなく負荷観測の実験中」でみる限り、いつも 3.0 近くあった我がサーバの Load Averege も、導入してから数日は 1.0 近くで収まってるようだし、結構いい感じです。
# まぁ、利用者が 100 以上ある共用サーバなので、Load Averege が下がった要因は他にあると思うんですが
# っていうか思いたい。

しばらく、このまま使ってみます。

WordPress サイトのパフォーマンスチューニング (4)」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: WordBench.org のサーバをチューニング : dogmap.jp

  2. ピンバック: hiromasa.another :o)

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