RIN(1)(2)(3)(4)
著者:新井 英樹
ヤンマガKC/講談社
買いました〜。
ひゃははっ
終わっちまったよ〜
『SUGAR』から続く新井先生のボクシングマンガ『RIN』をご紹介致します。
最近出た 4 巻が最終巻になります。
面白かったのに勿体ないよー!
というのが、物凄く正直な第一感想。
まあ、描こうとしていた内容が天才の孤独という部分に尽きるのであれば、
結果として主人公が得たものがまさしくという感じに綺麗に描かれてはいるのですが…
でも、やっぱ寂しい!
もっと石川の戦うところが見たいです。
え〜っと…『SUGAR』という作品の後の話になりますので、まずはそちらの方を読まれていない方にはオススメできません。
あと、『SUGAR』を読んでいる時はここまでの雰囲気はなかったのですが、この『RIN』になってからの描かれる内容は、ボクシングマンガとして知名度の高い『あしたのジョー』や『はじめの一歩』とは全然異なります。
個人的に『RIN』を読み終えた後に思い出したのは、松本大洋先生の『ZERO』という作品。
この作品も強いが故の一人、天才が故の孤独を上手く描き上げた作品でした。
『RIN』は、そういった要素の中に更に私生活においても孤独の立場に立たされる主人公をも強く描き込んでいるが為、なおさら悲劇のようにも思われるのですが、主人公の明るさがそれを打ち消してくれます。
でも、それこそが主人公の無理している部分であり、よく考えるともっと切ないものを感じさせます。
人の心理を上手く描くことのできる作者ならではの良さといったところでしょうか…
あと、この作者の描く独特のスピード間もいいですね〜〜〜。
そういった部分について興味を持たれた方、是非『SUGAR』と共に手にとって読んでみてください。
つか、どっかで連載継続してくれないかなぁ!(切実)
◆漫画サラリーマン殿
コメントありがとうございます。
ブログの方、今度お伺いさせていただきますね。
こちらは漫画のレビューは最近怠け気味で
たま〜にしか書いておりませんが(苦笑)。
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はじめまして、漫画好きなサラリーマンです。
このたび漫画に関するブログを立ち上げましたので、
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