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lsyncd でファイル変更監視して、S3にアップロードする

WordPress のメディアファイルを自動でバックアップしたり、CloudFront のオリジンにするために wp-content/uploads/ の中身を S3 にアップロードするようにしたいなぁとか言う要望が結構あります。
特に AutoScaling 構成にする場合は、ソースファイルについては git リポジトリなどで管理すればいいですが、ダッシュボードからアップロードされるメディアファイルについては git リポジトリに含めるわけに行かないっすよね。
そんな時、僕の作ったプラグイン絡新婦とか、Amazon S3 for WordPress with CloudFrontとか使うわけですが、なんと 4.3.x 系ではちゃんと動かないような気がするんです

まぁ、僕が絡新婦をメンテナンスすればいいのですが、最近 php プログラム書くの辛いので代替手段として lsyncd でファイル変更を監視して S3 に自動アップロードするようにしてみました。
参考URL: lsyncdをrsync以外の用途で使う – Qiita

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Nginx + lsyncd で WordPress を負荷分散させる

ハイパフォーマンスHTTPサーバ Nginx入門最近、め組ことデジタルキューブさんと、一緒に仕事をやらせてもらってます。
今の所は、主に WordPress サイトの高速化とかやってるんですけど、その中で WordPress サイトを複数台のサーバで負荷分散させて高速化させる案件があったので、その時の作業内容をシェア。
最近はさくらの VPS とか、低価格の VPS が出てきてるので、個人でも手を出せる領域かもしれませんね。
今回は2台のサーバを使って PHP の処理を負荷分散しました。

構成は、こんな感じです。

  • プライマリサーバ ( vps1.example.com : 192.168.0.1 )
     

    • Nginx, Load Balancer、PHP FastCGI のアプリケーションサーバ
    • lsyncd (リアルタイム rsync を実現するためのサービス)
  • セカンダリサーバ ( vps2.example.com : 192.168.0.2 )
     

    • Nginx, PHP FastCGI のアプリケーションサーバ
    • MySQL
    • rsyncd

※ 説明のため IP アドレスはローカルアドレスに設定していますが、実際にはグローバルアドレスを使用しています。
ブラウザからの要求は、すべてプライマリサーバ ( vps1.example.com ) が受け取り、PHP の処理を二台のサーバに分散させます。
もちろん、処理が重くなってきたら、3台目、4台目 と追加していくことが可能です。
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