「たぬきマン」(1)
著者:山上 正月
たぬきのたの字は正しきことのた!
たぬきのきの字は清きことのき!
清く正しくたぬきマン!
と言うわけで、たぬきマンです。
架空の街「天都メガシティー」を舞台に、そこを裏から牛耳っているキツネ達と、八畳敷きと言われる変幻自在のキン○マ袋を武器に戦う正義のヒーローたぬきマンの活躍と日常を描くスタイリッシュな妖怪マンガ。
情報屋のムジナや、ウサギの姉妹、仲間を裏切ったキツネ華汝瑠我(カナルア)など魅力的な脇役も多数出てきます。
7話目の「バトル奥さんズ」が結構好きです。
持つと好戦的になってしまう野菜「バイオの力!バイオレンス戦闘野菜」を主婦達に配り、たぬきマンを倒そうと目論む稲雨都(イノアマト)。
一般人を倒したくないたぬきマンは防戦一方。
だが華汝瑠我の機転で見事に解決。
なんと包丁を持つと野菜を切らずにはいられなくなってしまう主婦の本能を利用し、主婦達に包丁を配って自らのバイオレンス戦闘野菜を切らせてしまうのだ!
1巻なのに続きが出ないんだよなぁ。
まだ終わってもいないし…