黒神(1)
原作:林 達永
作画:朴 晟佑
SQUARE ENIX
買いました〜。
原作者、作画の名前からわかる通り、韓国産漫画です。
しかし、中身は全然日本の漫画に引けをとりません。トーンの量がいっぱいかなぁ〜…とも思いますが、それは日本の漫画も人の事言えない状t…(;−P。
他の韓国産漫画としては「新暗行御史」を買っている筆者ですが、こちらはまだあまり日本では見かけない雰囲気の絵。「やっぱり文化の違いは大きいな〜」と思っていたのに。この「黒神」に至っては、日本で今主流なんじゃないかと思われる描き方そのまま! 凄いですね〜。どんどん技術取られちゃってますね〜。ぼやぼやしていると、あっという間に日本の漫画なんか追い越されてしまうかもしれませんね〜(汗)。
ストーリーは…何だかよくわからないけど、どうもこじつけの強そうな雰囲気の世界観で、人間を超越した力をもつ「元神霊(もとつみたま)」同士のガチバトルが展開します。物語のヒロイン「クロ」もその元神霊の1人で、ボクシングスタイルで血を流し、血を吐き、ズタボロになりながら、自分の目的である『兄の殺害』を胸に勝ち抜いていきます。
・・・・すげぇ片寄ったあらすじになりましたね(汗)。正確なのは、各人の目で確かめてください〜(とほほ)。
まあ、設定の強引さは何とも言えませんが、戦闘シーンの迫力はなかなかのものです。あと、原作者・作画者は多分萌えポイントも十分心得ているのではないかと思われます。恐るべし韓国漫画…。
実際の物理法則や格闘技を無視した超絶バトル!(しかも女の子)が好きな方にはオススメではないでしょうか。
−おまけ−
しかし…
ヒロインの格好が何というのかエロ意識し過ぎ。
これは何だ? こんな部分まで日本の影響を受けているのか?
日本での掲載を考えた時点で雑誌の方から指定が入ったのか?
それとも、人間やっぱりこういう本能なのか?
恐るべし韓国漫画…。