機種 :Dreamcast
発売日:1999/11/11
発売元:カプコン(開発:タクミ)
ジャンル:シューティング
基本情報はこちら。
■10の9乗
縦スクロール2Dシューティングのアーケード移植版。タイトルの「ギガ」はスコアから来ていて兆の桁があります。
キャラクターデザインは漫画家の「冬目 景」氏。(←個人的に好きな漫画家さんです)
システムはショット+ボンバータイプで性能が異なる自機が4種類。独特な要素としてリフレクトフォースがあります。
リフレクトフォース(以下「RF」)はショットボタンを押しっぱなしにすると自機の周囲にバリアが発生して一定時間無敵になります(再び使用するには一定時間待つ必要あり)。バリアで敵弾を跳ね返して敵機に当てると得点アイテムに変化。このアイテム回収がスコア稼ぎのポイントになります。弾がアイテムに変わる視覚的な爽快感はなかなかです。
で、RFの使用が前提で調整されている為か、これを使いこなせないと難易度が高い印象です。
原因は非常に速い弾速と後半ステージのシビアな攻撃の間隔。後半ステージは弾が発射されたところを見てRFを使うのでは間に合わず(発動に2秒ほど要する為)、事前に覚えておく必要があります。
また、避けるのが難しい弾幕攻撃の間隔がRFの回復時間ギリギリに設定されている場面も多くあります。
そういった点を踏まえた敵弾の誘導、パターン武装が必要です。
ちょっと遊んだだけでは上記の点が見えにくいのですが、それなりに分析と努力ができる人は面白く感じられるのではないでしょうか。
なお、アーケード版と比較すると処理落ちが少なくなっている都合で難易度は上がっています。
ということで、
戦略タイプのシューティングが好きな人にオススメ。