大復活祭
著者:みなぎ 得一
株式会社ワニブックス
発掘しました〜。
オレァ「神」や「仏」なんつー
信用できねえヤツラはキライだが
「ラッキー」って名前のヤツがいたら
キスしてやりてえな!
「ディープな」な
みなぎ得一先生の近未来世界観の作品のひとつ「大復活祭」のご紹介です〜。
同じ世界観の作品としては、「いろは双紙」の後、「足洗邸の住人たち。」とは同時進行のお話になります。
基本的には単体でも全然問題なく楽しめる作品ですが、「いろは双紙」の方を読んでいると一部の登場キャラの位置付けや、裏切り者の妖怪として表現される義鷹の片割れが誰であるのかわかって、尚楽しめると思います。
というか…義虎って死んじゃったの?
ストーリー自体は、5 人のハンターのある一日を、一人ずつのストーリーと共同して敵を倒す話に分けて表現する面白い構成。それ故に、1 話 1 話の完成度が高く、最後まで飽きずに読むことができます。
そして、何よりもオススメするのがそれぞれのキャラの完成度! どのキャラも非常に個性があって面白すぎます! 当然、私がオススメするだけあってカッコイイセリフも満載です! 特に梅夜や義鷹の語るセリフはツボ。私と同じセリフフェチの人には、これだけでオススメです(ソンナヒトガホカニモイレバデスガ…)。
惜しむらくは、まだまだ沢山の謎・伏線が残っていることでしょうか…。
現在連載中の「足洗邸の住人たち。」は、あくまでも同時刻の別位置を描いている作品なので、それが終了した後で良いので、またこのキャラ達を描いて欲しい限りです。
「足洗邸の住人たち。」を読んでいる人には、当然オススメ!
あとは…まあ、結構誰でも楽しめる作品ではないかと思うので、とりあえず読んでみてください〜。