ヨルムンガンド (1)
著者:高橋 慶太郎
SUNDAY GX COMICS/小学館
買いました〜。
ココはなぜ武器を売る? |
世界平和のため。 |
新進気鋭が贈るピカレスク・エンタテインメント!! 少年兵ヨナは、肉親を殺した“武器”を果てしなく憎んでいた。
だが運命のいたずらか、
戦場でしか生きられなかった彼が流れ着いたのは、
武器商人ココ・ヘクマティアル率いる私設部隊だった…。1 巻帯より
何かあんまり小学館好みの絵じゃないな〜〜〜。
何て思っていたら、この作者アフタヌーン四季賞出身の方だったんですね。
納得納得…って、どうでも良いことですが…。
ストーリーは珍しいジャンルで武器商人の話。
武器商人なんて言われると、すぐにマッコイじいさんが頭に浮かぶような病んだ思考の私ですが、危険有り交渉有りという線から考えるとなかなか面白くなりそうな題材ではありますよね。
この作品もその点を上手くついている感じ。
何か広江礼威先生や伊藤明弘先生と一緒に撃つぜ100万発! キャンペーンとかやっているようですが、個人的にはお二方よりもストーリー…特に、“交渉”という部分に重きを置いた作品のように思います。
まだ今ひとつ絵の表現力に乏しいかな…と思う点もありますが、演出や構成は悪くない。
これからちょっと注目していこうと思う作品ではあります。
まあサンデーGX連載ですので、ちょっと続いて人気が出ればすぐにアニメ化とかされて有名になりそうな気はしますけどね…。
銃撃戦で人死にとかバンバン出る作品ではありますが、その辺に抵抗がない人ならば結構読めるのではないかと思います。
ただ、アクションの期待しすぎは止めておいた方が良いかも…。
− おまけ −
手榴弾でジャベリンを防ぐのは流石にどうかという気もしますが…。
まあ、何でもありの漫画ですからね〜。
あと、ディフォルメされた時のココも結構 Good !
これはこれでオチとかに使って欲しい気分。
◆ k 殿
コメントありがとうございます。
私は帯に釣られたかたちだったりします〜。
でもまあ、ハズレではない感じですよね(笑)。
絵も多分これから描いていく中で落ち着いてくるだろうし…。
話的にはまだまだ活かされてないキャラも大勢いるし、伏線的なものも張り張りの予感(笑)なので、これからも読んでいきたい作品だと思っております。
表紙に釣られました
絵柄は、う〜ん荒いなぁってな感じですが1巻読むと慣れますし、掲載誌単発読みでは判らない面白さが有りますね。特に良かったのがP170〜175かな。部隊の絆なんかもでてますしね〜。 ちなみに今巻の好きな台詞は「ラッキーガール」(笑) まあ、まだ序盤なので☆3つということで・・・。