セロテープに針穴。
思いもしなかった方向で糸口を見つけた水くれ。
予想できない結果とはあるものですね。
前回上手くいった方法を、もう一度作り直してみる。
穴は後から開けるのでセロテープの穴は不要。
キャップの穴よりも大きい幅のラップ。長さはちょっと長めにしてみる。
ラップより更に大きいセロテープ。空気が漏れないようにしっかりと接着。
こんな感じ。
このラップの上に針で穴を開けるわけだが、これは実際にペットボトルに水を入れた状態で流量を見ながら行う。
ラップを長めにしキャップの穴を片側に偏らせた理由は、キャップの穴とは反対側から針で突くことによって流量を調整するため。
これならば、キャップの穴から針穴の距離及びその数で細かく調整できるのではないかという考えである。
結果…良い感じ! (゚∀゚)
なんと 500ml ペットボトルが空っぽになるまでに 24 時間強を要することに成功!
(実際の植物の生長に必要な水の量かどのくらいかはわからないけど…まあ、流量増やすのは穴増やすだけなので)
これですよ、これ! Good! Good!
もはや完成したも同然の気分で朝方畑に設置。
そして、その日の夕方に見に行きますと…
あれれ、からっぽ?
おかしい、経過時間は 9 〜 10 時間くらいでしかない筈なのに…
昼の温度でペットボトル内部の空気が膨張してどんどん吐き出されたか?
それともセロテープが剥がれたか?
色々想像しながら水を補充してみたところ…
あれれれ、だだ漏れ Σ(´□`#)
だだ漏れという程じゃないのだけど、結構な速度で垂れてしまっている。
予想せぬ結果がここでも発生。
よーくよく見てみると…
ラップの部分が盛り上がって、とても空気が通りやすそうな空間が出来ている orz
何だろう? 500ml 分の空気が通ったからか?
っていうか、やっぱり熱だろうなー。
テストした日が暑い日だったので、ラップが膨張して戻らなくなったのかなー。
そうそう。熱と言えば前に脱脂綿詰めて流量調整したヤツを畑に設置してみたヤツなんですけどね。
あれも熱とかに対する耐久テストの意味で置いてきたのですけども…
接着部とれちゃった
これも熱が原因だろうなー。
グルーが弛むし、ペットボトルは変形するだろうし…
でもまあ、ハッキリしたことが一つだけある。
まだまだ問題は山積みってことだ (ノ∀`)タハー
ちなみに、この後試してみたことは…
- セロテープ → ビニールテープ。ラップ → ビニールテープ裏返しに変更
キャップの穴の直上に針で穴開けても、時間がたつと水が垂れなくなる
ビニールテープの復元力? 流石絶縁って感じ(関係なし) - セロテープ → 布テープ。ラップ → 布テープ裏返しに変更
とりあえず良い感じ。後は実際に近い環境でのテスト待ち - グルーガン → 水まわりのパテに変更
これも良い感じ。今って面白いパテとか売っているのですねー
間違ってポリエチレンにはくっつきませんよパテを買ってきてしまったが、一応くっついたので良し。耐久テスト待ち
他に試したいことは…
- ラップ → 紙等の膨張しない(しにくい)素材に変更
でも、水に弱い素材だと問題になるしなー - 実際に雨水を補充してのテスト
水補充時に茶こしを通したりはするつもりだけど、ここでも予想せぬ結果が待っていそう
とまあ、ここまでが現在試してみた水くれ装置の全体です。
また何か進展があったら、記事書いてみようと思います。