るくるく 10 巻

るくるく 10 (アフタヌーンKC)るくるく(10)
著者:あさりよしとお
アフタヌーンKC/講談社
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買いました〜。

父親が本物かどうか
それは永遠の謎と言われている


連載終了〜

というわけで、あさりよしとお先生の作品「るくるく」の最終巻をご紹介致します。
いやーまー、なんと言いましょうか

わけわからんまま終わったぞ!

最初からかな〜り色々な伏線が仕掛けられている感じがありましたし。
基本が 悪魔 vs 天使 という壮大な構成でしたし。
この巻で遂に大天使長ミカエル登場となりまして、
一気にもの凄い展開になるか〜〜〜〜! と思ったのですが

あっ! ここからネタバレ含みますので、未読の方はご遠慮下さい。


結局何がどうなったんだ???

六文の秘密も
瑠玖羽の目的も
悪魔たちが目指していた“世直し”も
何もかも釈然としないままに終了です。

元がドタバタギャグなのでかまわないのですけどね。

ただまあ、これはあくまでも私個人が読んでみての感想ですので、
読む人によっては全然異なる可能性もあります。
特に、聖書とかしっかり読んでいると私なんかには見えなかった部分が色々と見えてくるのかもしれません。

私自身、瑠玖羽の正体がルシファーである辺りには一応気が付いておりましたが
こうやって記事にするべく色々と考えてみるまで、ブブを筆頭とした瑠玖羽の部下が全部
堕天使の集まりであることはすっかり見落としておりました。
シンプルに 悪魔 vs 天使 というよりは、天界を追放された者 vs 天界に残る者という構図だったのですね。

けど、その先はわからない
六文とは? 瑠玖羽の目的とは?

解った人、こっそり教えてください〜。

何か飽きて途中で投げ出した感も拭えないこの作品ですが、
作者自身は色々な宗教のおかしな部分をブラックユーモアで描けたので、
満足しているんじゃないかな〜という感じはします。

というわけで、そんな宗教絡みのブラックユーモア好きの人には全巻揃えてオススメ作品です!
真面目に受け止めちゃう人は読まない方が良いかも〜〜〜。

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