蒼天の白き神の座

蒼天の白き神の座 GREAT PEAK
機種:PlayStation
発売日:1998/07/16
発売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント
ジャンル:シミュレーション

■ゴミは持ち帰りましょう

他に例の無い本格派登山シミュレーションゲーム。
私は登山な人では無いのですが購入者の評判を聞きつけて買いました。
題材的には地味なイメージ。しかし、始めて半日あたりで「こいつはヤバイ」と思ったソフトです。

ゲームの流れとしては現実の登山と同じで下記のようになります。プレイヤーは登山隊の総司令官です。

    <現地入り前>

  • ターゲットの山を決める
  • 新規隊員を募集する
  • 登山計画を立てる(予算を使って装備を調達)
    <現地入り後>

  • 隊のメンバーを編成する
  • ルート調査、工作、確定をする
  • キャンプを設営する
  • 装備品を運搬する
  • 頂上に一番近いキャンプから山頂にアタックする
  • 撤収する

じっくりプレイしていくのは現地入り後。まず、先発隊を行かせて安全に登れそうなルートを探します。
発見できたらルート確定。途中に危険な場所があればルート工作します(→安全性、移動速度が上がる)。
これを続けていって、無理なく移動できる範囲の場所にキャンプを設営。そこから上はこのキャンプを足がかりにして更にルート調査をします。
ルート調査隊が行動をしている間は別の隊へ指示してキャンプへ荷物を運搬させます。
以上を繰り返して高度を上げていき山頂アタックとなるわけですが、ここまでの過程は当然簡単には行きません。

隊の行動は全て装備の考慮が必要になります。例えばテント1個に隊員が3名入れるから何個持ってくとか、そのテントを張るには整地セットを持って行くとか、何日分の食料パックを持たせようとか。荷物を持たせ過ぎても重量で隊の移動速度が落ちるので注意です。

天候不順、滑落、落石、雪崩、高度障害、凍傷などのアクシデントも隊員を襲います。
プレイヤーは隊員の命を守るため、時には登ることをあきらめる判断も必要です。
(死者を出してもゲームは続行可能。ただし、遺体にも重量の設定があるので残ったメンバーが運搬する必要がある)
私のつたない判断によって何人の隊員が犠牲になったことか・・・・みんなスマン(笑)。

なお、隊員にも個別に能力パラメーターが設定されているので育成の要素もあります。例えば、高所でずっと活動させておけば高度順応能力が上がって高度障害にかかりにくくなったり。生きていれば次回の山にも引き続き参加可能です。
隊員には全員名前と顔写真があり、手塩にかけて育てた隊員が死ぬと音楽の効果もあって本気で悲しくなります。
標準の名前だと大勢いる隊員を覚え切れなくなるので、隊員の名前変更機能を使って自分が覚えやすい名前を付けましょう。私ならこのサイトの執筆者の名前で。(英字かな漢字も使えます)

緊急連絡! Ash隊員が滑落しました!!
緊急連絡! をかもと隊員が重度の高度障害で意識不明です!!
緊急連絡! 第3隊、智凛隊員からの連絡が途絶えました!!

ちっ、使えないヤツらだぜまったく・・・・(イヒヒ)。

そんなこんなで登頂に成功しても、まだやることが残っています。頂上でヤホーイと叫ぶことではなくて。
装備品を山に残して撤収してしまうとIMAS(国際登山連合)からクレームが来て、捨てた分だけ次回の活動予算が減らされてしまいます。ゴミは残さず持ち帰りましょうね、というルールです。

以上、概略はこんなところですが、とにかくクソ難しいけどその分やりがいがあります。冒頭の「ヤバイ」は面白いけど時間をいくらでも使いそう・・・・という直感です。
問題点は個人的には無し。ストーリーはプレイヤー自身が作る。独創性高すぎです。

総評。

シミュレーション好き or 登山経験者 にオススメの逸品。

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