ルカ?楽園の囚われ人たち
やっと読み終わりました〜。
なーんか、途中に2冊くらい別の本を挿んだ気がするぜ。
ストーリーはまあ、最近どうもゲームとかによく見かけるようになった気がする、滅亡後の閉鎖された世界の話。世界で最後の1人の生き残りの主人公と、それを取り巻く犬1匹+幽霊5人+コンピュータ2台が繰りひろげる話。
最初の話の進み方にはどーにも付いていけず、間に2冊別の本を読んじゃうくらいに止まったりしていたものの、中盤過ぎた辺りからは良い感じの展開になってきて、休まずに最後まで読み進める事ができました。ご購入後、途中で読むのを止めている方がおりましたら、歯を食いしばって進む事をオススメします(笑)。
まあ、最後まで読んでしまえば作品のテーマにしているであろう部分もよくわかり、物語の展開のさせ方がもう少し上手くなれば結構いい作品として評価出来るのではないでしょうか。
オススメ度合いは微妙ですかね(苦笑)。
以下、ネタバレ含むので別文
つーかね、幽霊が存在してしまっていた理由とかね、主人公が1人だけ生き残っていた理由とかね、そういったものの説明を一切行わずに物語を強引に押し広げてしまう展開は凄いッスね。消化不良バリバリっすね(笑)。
まあ、ライトノベル読んでいるのだからそんな細かい所は気にしちゃいけないのかもしれないのですけどね。っというか「ライトノベル」って言葉は便利ですねぇ(爆)。
あと、やたらめったら人間臭いコンピュータもいいッスね。間違いまくりだもん。増長しまくりだもんね。あそこまで変じゃ、使い物にならないって。停止以前に廃止もんだよ(笑)。まあ、そこが味なんだろうね。
とまあ、色々書いていますけど。この本の最も評価出来る点といえばそんなところではないでしょう。やっぱり、電撃の小説コンテストで大賞を取った時の本当のタイトル
『少女禁猟区・世界で最後の1人+8』
これでコンテストに申し込んだ作者の度胸を称賛するのが一番ではないでしょうか(笑)。