ピルグリム・イェーガー 5巻

07155828.JPGピルグリム・イェーガー (5)
画:伊藤 真美
作:冲方 丁
YOUNG KING OURS/少年画報社

買いました〜。

続けていきますよ、冲方ワールド!

時代はやはり中世
教会と反カトリック超常者との戦いを、超常の力を持ちながらも魔女としてその命を狩られるように免罪符主人公アデールとカーリンの立場から描く複雑な物語です。

あらすじを連載中の Young King Ours の最新号から拝借するなら

16世紀。ローマでは反カトリック超常者(大罪者)と彼らを狩る(銀貨)「巡礼の魔狩人」との戦があった。ナポリでは不思議な力を持つアデールとカーリンが免罪符を求める旅中、教会内の魔の存在を知り異端討伐へ向かう。

という感じですが、全然わからんですね!
はい! とても複雑な話なのです!!!
キャラは多いし、伏線は多いし、蘊蓄は多いし、設定は多いし、etcetc

さすが冲方ワールド! 唸りたくなること間違いありません。

でも、話は面白いですよ〜。蘊蓄を別にしても、笑えるところとかちゃんと設けてありますし
特に今回は、ザビエル君ロヨラさん掛け合い漫才を見ているだけでも笑えます! オススメです。

ただ、絵柄は伊藤先生の絵だけあってちょっとダーク
血の描写やグロ描写も多数ありますので、それが苦手な方には厳しいかもしれません
逆に蘊蓄好きの方であれば、冲方先生の蘊蓄語り《天路歴程》のコーナーがコミックよりも雑誌連載の方が細かくて見やすいので、雑誌の方のチェックをオススメします。


− おまけ −

あと、購入済みでカバーの下を見てない人は 大急ぎで見ること!

それではハロウィンは既に過ぎてしまいましたが、今号の Ours の表紙の言葉を借りて

TRICH or TREAT or DEATH?!

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