ひぐらしのなく頃に

ひぐらしのなく頃に

機種:Windows PC
発売日:————–
開発元:07th Expansion
ジャンル:サウンドノベル(同人)

■ゲーム? ゲームじゃない?

ここでネタバレ考察を書き出すと時間がいくらあっても足りないので、ネタバレなしで特徴部分の紹介だけにさせていただきます。(プレイ状況=罪滅し編まで完了2006.04 皆殺し編完了2006.10 祭囃し編完了)
「ひぐらしのなく頃に」をサクッと検索エンジンで探してもらうとわかると思いますが、感想/考察の記事がザクザク出てきます。全国流通に乗るような商業作品ではなく、販路が限られた同人ゲームにしてはネット上やゲーム界ではかなり有名です。ゲーム機への移植も決定しています。
私も評判を聞きつけてプレイしたクチで、フタを空けてみると既存のものとはちょっと変わったアプローチが試されています。

その1。本作品はサウンドノベル。同系システムの引合いに出されるのは「音切草」「かまいたちの夜」「雫」「痕」など。決定的に違うのは選択肢が無いという点。もし「選択肢がある=ゲームである」という定義だとすればゲームとは言えません。しかしながら、選択肢の攻略性を捨てた代わりに「誰でも時間さえあれば詰まることなく最後まで到達できる」という易しさがあります。

その2。現時点で入手できるパッケージは下記の2つ。○○し編=1話。まもなく皆殺し編が発売になります。

  • ひぐらしのなく頃に → 鬼隠し編/綿流し編/祟殺し編/暇潰し編
  • ひぐらしのなく頃に解 → 目明し編/罪滅し編/皆殺し編/祭囃し編 (←2006.10 祭囃し編を追記)

○○し編の各話は全て独立していますが、ある一つの正解(世界設定)を元に組み立てられています。内容は正解の確信に近いものから断片的なものまで様々です。
で、「この事件の正解を推理しろ。その為の議論する場所は公式HPのBBSを用意してある。」というのが製作者の意図する遊び方です。パッケージには「惨劇に挑め。正解率1%。」と挑戦的な文句もあります。

その3。肝心となるシナリオ、演出の上手さ。この人は○殺しの経験があるのでは?と思うくらいに(特に祟殺し編)。もちろん完璧ではなくて、一部に「同人だから許される」的な部分もありますが、それを差し引いても面白かったです。なお、現時点では話は完結していません。

<ストーリー>
雛見沢村連続怪死事件(1979年〜1983年)

毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。
巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。
昭和中期に隠蔽された怪事件が、蘇る。
陰謀か。偶然か。それとも祟りか。

いるはずの人間が、いない。
いないはずの人間が、いる。

昨夜出会った人間が、生きていない。
そして今いる人間が、生きていない。

惨劇は不可避か。屈する他ないのか。

でも屈するな。

君にしか、立ち向かえない。

せっかくなので友人にもプレイしてもらってから暇潰し編の終了時点で推理討論会を実施。
個人的にこのようなマジメな遊び方は意義あるイベントとなりました。

ここで興味が沸いた人。最初の1話(鬼隠し編)がまるまる遊べる体験版が配布されています。その気があればプレイしてみてください。(プレイ時間の目安 = 6時間程度)
なお、忠告しておく話として「キャラ絵」「キャラの会話内容」などに強烈なアレルギーを示す人がいるかもしれませんが、それはもう「慣れろ」としか言えません。なるべく途中で投げ出さずに最後までプレイしてから文句を言って下さい。
特に序盤の2時間くらいは正直私もタルく感じましたが、それもおだやかな日常生活という演出です。やがて怒涛の展開が待っています。あははははははははははぐけけけけけけけけけけありがとう。ごめんなさい。

最後に。

「夜に」「1人で」「ヘッドホンをして」プレイを推奨。


■おまけ

目明し編エンディングの音楽「You」がお気に入りです。

ヒント本「ひぐらしのなく頃に 特別編 雛見沢村連続怪死事件 私的捜査ファイル(仮)」も購入。
刑事が集めたスクラップメモをそのままスキャンして本にした作り(余計な解説は一切なし)が潔く新鮮でした。

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