ザンファイン (SuperLite 1500シリーズ)
機種:PlayStation
発売日:2000/03/30
発売元:サクセス
ジャンル:シューティング
■1500円は安い!
低価格ブランドで発売されたこのソフト、ブランドの為に知名度が低かったりスルーされるのはもったいない作品。内容は3D演出の入った2D全方位シューティングです。
目に入ってくるのがデモ〜プレイ中のスタイリッシュな演出。ワイヤーフレームと透過処理を基調にしたオブジェクト表示、シンクロした音楽が何ともカッコイイ!
ゲームの流れは、
・ヘックスのマップから攻撃ポイント(ザコ戦、ボス戦)を選択
・シューティングシーンに突入、画面上の敵機を全て破壊すれば攻撃ポイント制圧
を繰り返してマップ上の最終ボスを破壊すれば終了。
プレイヤーには持ち時間が設定されており、自機が被弾するとマイナス、シューティングシーンでボスを破壊するとプラスされます。持ち時間がゼロになるとゲームオーバーです。
これに加えて、ある攻撃ポイントに入る時、隣接した制圧済みの攻撃ポイントの数に応じて自機のショットパワーが上がるという要素があります。
つまり、隣接したポイントをより多く制圧してからボス戦に突入すれば楽に戦える仕組みです。(アイテム等によるショットのパワーアップは無し)
自機は性能が違う機体が3種類、サブウエポンが3種類。スタート時に選択します。
考えどころは、手持ちのタイムと相談しながらザコ戦の攻撃ポイントをどう攻めるかという点。
ザコ戦ではタイムは回復しないので、ボス戦に必要なショットレベルを考慮しながら攻める、攻めないを判断して進めていきます。
ヘックスマップ上で悩んでいても時間は減っていく為、サクサク決めてサクサク倒していく・・・・とおのずとスピーディーになっていくゲームテンポの作り方が上手いところ。(当然ロードも速い)
なお、後半のヘックスマップではそれなりにやり込まないとクリアできない難易度です。
総合的には、ゲーム性/演出/やりこみ度は低価格ブランドをオーバーするクオリティと思います。
ということで、
サクサク手軽に遊べるカッコイイシューティング、オススメです。
■おまけ
デモの凝り方(システム、操作説明)を見ると、もともとアーケード用に作られたもの??
サクセスのオフィシャルサイトにも、Amazonにも情報が無いのは何故だッッッ!