ブロッケンブラッド
著者:塩野 干支郎次
少年画報社
買いました〜。
俺が魔女を創ってやる!!
(17世紀、ドイツの錬金術師ヨーハン・シュルツ)
魔法少女モノ! でも、主人公は男の子。
という、設定だけは斬新! っていうよりも、今という時代だから初めて受け入れられて貰えたのではないかというような作品…。
まあ、ストーリーを本の裏表紙の言葉を借りて説明すると…
17世紀、ドイツの錬金術師ヨーハン・シュルツは魔女を「創る」事に成功。自らの血液にその力を注入する。
現代…子孫であるドイツ系三世の高校生男子・守流津健一は、従姉妹の四方田礼奈の策略で、[ブロッケンの血族]として人工魔女理論を悪用する者たちを狩るために闇で戦っていた。何故か、魔女っ子「ヒロイン」に変身して…!?
とまあ、こんな感じ…。
まあ、好きな人は好きな作風だと思うんですけどね。個人的には…
どーしてもノリに付いていけません。
だって…
シュルツ → 守流津 ですよ!
よく地下道とかの壁にスプレー缶で行われている漢字の書き取りじゃないんだから…。
まあ、全編通して奇妙なノリの作品です。
同著者の現在の連載作品「ユーベルブラット」がお好きな方であれば、あまりのギャップに楽しめるかもしれないのでオススメ…といったところでしょうか。
−おまけ−
ところで“しょうねんがほうしゃ”って、
いつまで経っても辞書が憶えなくて“少年が放射”と一発変換されるのですが…。
もちろん、どうでも良いことなのですけどね。