何か結論が出たそうですね…。
しかしね!
個人的には何か納得いかないわけですよ。
だってアレですよ?
古今東西老若男女。
酔っぱらいから哲学者。
乞食から億万長者。
ゆりかごから墓場。
飯盒から電子炊飯ジャー。
青汁からポーション…これって、漢字だけ見ると同 $&#&*+。
に至るまで、あらゆる存在が頭を悩ませてきたのかどうかはわからないけど、
人類の命題とも言っても過言じゃない(大袈裟)この難問を、
いとも簡単に…
たった 3 人で解決してよろしいものでしょうか?
しかも、議論したのは“遺伝子専門家”と“哲学者”と“養鶏家”…。
これ以上ないってくらいに、ばっちりな組み合わせじゃないか、ちくしょう!
でも、やっぱり納得できないものは納得できないのですよ。
よって、ここはひとつ反論を試みてみようと企んでしまったりするわけですよ。
まず…相手の意見を読んでみる。
要するに、ニワトリとしての特性。
ニワトリとしての“遺伝子”を保有することでニワトリはニワトリになる。
遺伝子は生きている間に書き変わることがない。
即ちニワトリは卵として世に生を受けた段階で、
ニワトリとしての資格を得る…こんな感じ。
メチャメチャ納得のいく解釈じゃないか!
こりゃ〜卵が先で正しいのかもしれませんね。
つか、正しいことにしちゃいましょうか?
段々面倒になってきたし…。
嘘嘘嘘!
やっぱり、やることはキチンとやらないとね。
鳥だからチキンの方が・・・(以下略)・・・。
さて…果たして、卵の段階で“ニワトリ”であることを証明できるのか?
たとえニワトリの遺伝子を保有する卵であっても、
それが孵化しなかったらニワトリと呼べるのか?
そのまま朝食用にパカ〜ンと割られて、
ちょろっと醤油なんか掛けられて、
さらさら〜っと胃の腑に流し込まれてしまったらそれはニワトリなのか?
否!
断じてそれではニワトリではない。
ニワトリは“鳥”として生まれ、
“鳥”として育ち、
そしてニワトリとして認識された時から、初めてニワトリなのである。
それが無ければ、あくまでもニワトリの一歩手前。
似非ニワトリ。
レッサーニワトリでしかないのである。
言うなれば、物理学と量子力学の対決。
『シュレディンガーの猫』と同じ命題なのです。
ニワトリは、ニワトリとして人に観測された瞬間。
ニワトリとしての地位を確立する!
即ち、ニワトリが先なのです。
戯言ですけどね!