緑の王 VERDANT LORD 1 〜 9 巻

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緑の王 VERDANT LORD (1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)
原作:たかしげ宙
漫画:曽我篤士
マガジンZKC/講談社
買いました〜。

そうだよ
そしたら結果的にバケモノになってた
だから納得できてる
こんな体・・・もちろん望んじゃいないがかと言って後悔もしてねえ
当然の事もできないで後悔するよりはいくらかマシって事になってんだよ
俺ん中ではな
他人の為じゃねぇぜ

遂に完結!

とはいえ、この作品まだ一度もレビューしておりませんでしたね
なーんか、すっかり書いた気になっておりました。
というわけで、全巻纏めてのレビューいきたいと思います。

個人的には結構好きな作品だっただけに、完結というのは少々惜しい気がしてなりません。
まあ、何が惜しいってマガジンZの休刊に伴う無理やりの最終回というところでしょうか。
もぉ、最終巻の話の展開が急ピッチだったらありゃしない!

どう見ても回収できなかったんだなぁ〜という伏線もありますし
何かよくわからんウチに決着が付いちゃっていたりするし
謎として解かれていない部分もあるんじゃないかなぁ〜という感じ。

でもまあ、雑誌の休刊では致し方ないものもあるでしょうし。
原作者があとがきにも書いておりますが、ある意味結構良いところまで進んでいただけに、今更他誌への移籍というのも微妙に難しいようなタイミング(まあ、それ以前に移籍が許されるほどに人気があったのかは知ら(ry))。
運がなかったと納得するしかない感じなのですが、それ故本当に惜しい気がしてなりません。

この物語。
主題となるものを一言で語るとすれば「人類 vs 植物」という話。
まあ、SFの世界では幾度となく用いられてきた題材ですが、個人的に結構好きな題材である点と。
この漫画が始まるちょっと前くらいだったかな?
やはり同じような題材を扱った大好きな作品『エンブリヲン・ロード?たねのみち』が連載開始されていたのもあって、イメージを重ねるような感じに楽しんでいた覚えがあります。
(これまた、前提となる部分によく似た設定がある物語なんだな)

そんな感じなので、おそらく結構読む人を選ぶ
曽我篤士先生の絵も、下手じゃないんだけど上手くない。そんな感じで人を選ぶ
(まあ、前身である『ヴァーダントロード』を描いていた正木秀尚先生の絵に比べれば、まだ選ばないかもですが
そういえば、前身の『ヴァーダントロード』もコミックノーラの休刊で連載開始早々に打ち切られたんだっけか? 悲劇のマンガだなぁ
ついでにDr.モロー先生のおまけマンガが読む人を選ぶという感じで、こんな描き方すると敷居が高そうに感じるかもしれませんが、全然そんなことはない『緑の王 全 9 巻』。
立ち読みからオススメです。

※※※以下、ネタバレ含む感想なのでご注意ください※※※


個人的にこのマンガのどの部分が好きだったのかというと
まあ、上記の通りそもそもの主題。テーマとして語られている部分が好きなのもあるのですが、予想できない展開いや、展開というよりも単純に植物の進化と言った方がいいかな?
巨大化して動くという最初に登場するアレトゥーサくらいであれば、まあ十分に想像の範囲なのですが
その次のプラントマンくらいもまだ想像に容易いのですが
飛行形態やウォータージェットまで放つ水中形態にはちょっとびっくり!
大陸間弾道弾に見せかけた人工衛星形態とかハッキリ言って予想外
そして極めつけの○○○○○ー○ー
しかも、それらの変化を遂げた理由が物凄くシンプル。でも、シンプルが故の納得
途中からは主人公たちの葛藤なんかよりも、植物たちが何をしようとしているのかの部分に興味がいって仕方なかったです。

植物が異常増殖した“植物異常大繁殖(プラントバースト)”の原因や、その結果生じたものに関してもちゃんと考察されているのもいいですね。
上述の『エンブリヲンロード』も、ある日突然植物が大増殖するのですが、この『緑の王』のような事細かな設定まではなく、原作者つきのマンガの違いというものを味わったような気がします。
(まあ、エンブリヲンロードもあれはあれで面白いのですけどね)

惜しむらくは子供たちの設定ですかねー。
おそらくあれに関しても何か伏線というか、多分物語の結末に向けて用意していたものがあったのではないかと思われるのですが
そういえば、別ストーリーで小説版とか出ていた気がするな?
あれに関しては未読なのですが、どんな感じなのだろうか?
今度機会があったら読んでみるとしますかね。

とりあえずは、たかしげ宙先生・曽我篤士先生の次回作に期待したいと思います。

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