ぼくらの (5)
著者:鬼頭 莫宏
IKKI COMIX / 小学館
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「ぼくらの」における戦闘のルール
その一
ジアースでの戦いには厳格なルールがある。戦いに負けたり、
勝負がつかず48時間経過すると、地球は破壊され、
全人類のみならず地上の全生物が滅亡する。
その二
敵ロボットの中にある“急所”と呼ばれているモノを
破壊することをもって、勝利とする。
その三
操縦者は、事前に契約した者の中から選ばれた1名がなる。
操縦は、一人で行ない、勝手に変更することは許されない。
その四
戦闘中、勝負がつく前に、操縦者が死亡してしまった場合は、
その時の契約者の中から、再度1名が選ばれ、操縦を引き継ぐ。
その五
戦闘終了後、死亡したパイロットの死体は、自宅に転送される。
だが、本人が希望すれば、きれいさっぱり消し去ることや、
ジアース内の隙間で保管することもできる。
キタコレ!
いや〜、切ない物語の更に切なさ大爆発ですよ!!!
この展開には正直びっくりしましたね〜。
基本的には、死ぬ運命を背負わされた少年少女の悲劇を描いていく物語かと思っていたのですが…。
勝っても悲劇、負けても悲劇
の、実に良い展開になってきましたよ〜〜〜。
まあ、詳しいことはネタバレになってしまいますので、流石に発売されてすぐのコミックなので控えようとは思いますが。何と今回で…
敵の正体が判明!
しかもそれが〜○○○○○○○○○○○○ときたもんだ〜(爆)。
いやいや、正直凄いです。これからの展開に期待しまくりでなりません…。
まあ、これだけだとさっぱりだと思いますので、一応ヒントをおまけに…。
悲惨な話が好き〜〜〜っという方には、オススメしたいと思います。
− おまけ −
まあ、要するに一言で言うと…
地球の平和と、100億の命。どっちが大事?
という感じです(笑)。