機種:PlayStation
発売日:1998/05/21
発売元:日本一ソフトウェア
ジャンル:アクション
■天地を揺るがす新ジャンル"料理アクション"見参!!(とパッケージに書いてある)
料理を題材にした2Dアクションゲーム。
ホントに天地を揺るがすパワーがあるかは置いといて、分類するとバカゲーですな。
ゲームのメインは料理アクション対戦。2Dフィールド上に自キャラ、敵キャラ、食材動物、サブ食材が配置され、自キャラを操作して食材動物をぶった切る → コマンド入力にて調理、で自分の料理が一品完成。フィールド上の食材を全て調理すると終了 → 作った料理の評価得点で勝負が決まる、という流れ。
サブ食材は食材動物にぶつけると料理に追加されます。(白菜、キャベツ、ニンニク・・・等)
料理の評価得点は調理方法(炒める、揚げる、蒸す等・・・5種類)とサブ食材の組み合わせで変化。
ゲームモードは上記にストーリー演出を入れたストーリーモードと、対人やCPU対戦ができるフリー対戦モードがあります。
で・・・力が入っているのは演出の部分でしょうかね。ストーリーモードでは「人は生きるために食うのではないっ!食うために生きるのだっ!!」(←声優:檜山修之)のようなセリフがバンバン出てきて、とても暑苦しいです。アニメの「ミスター味っ子」みたいな。壊れ気味のストーリー、「美味しんぼ」レベルのウンチク料理解説と、そういったノリが好きな人にはたまらんかもしれません。
あと、気になったところですが、(昔の作品なので)グラフィックがしょぼいのと、肝心の料理アクション対戦があんまり面白くない点があります。
後者については「対戦相手(またはCPU)を攻撃して気絶させる → 完成済みの料理を1品奪える」というのがポイントで、攻撃ボタンを連打していれば自分で料理しなくとも勝ててしまうのはどうか。
演出、ストーリーの好き嫌いで評価が激しく分かれそうです。
ということで、
バカゲー好き or コレクター向け。そうじゃない人は激安であれば。