CYBER CITY OEDO 808 コンプリート・コレクション
監督:川尻善昭
出演:石丸博也、塩沢兼人、玄田哲章
買いました〜。
電脳世界の闇に、十手が光る!
知る人ぞ知る! という感じのむか〜しのメディアミックス作品。
「CYBER CITY OEDO 808」の OVA 版のご紹介であります。
いやいや、ホント昔の作品ですよー。私も昔々にレンタルビデオで借りて見たことがあるだけで、色々な意味で印象深い作品だったな〜という記憶があるくらいだったのですが。先日、何と YouTube に英語版が分割 UP されているではありませんか! いやいや、これは懐かしぃ〜とばかりに我が家の激遅回線を酷使して何とか見てみたわけなのですけど…。( Д ) ゜゜
何このしょぼい声優!?
石丸さんの軽いノリの声はどこへ?
玄田さんのカッコイイ声はどこへ?
塩沢さんのマ・クベに続くホモキャラのなよなよ声はどこへ?
まるで日本の文化を貶されてしまったかのような敗北感と共に冷めやらぬ怒りの念!(大袈裟40%増量中(当社比))
気が付けば Amazon のサイトを開いて検索後、スプリンターの如くレジまで一直線に走り抜けていく自分の姿に気が付きました…。
いや〜、OVA ってホントに怖ろしいものですね。
さて、そんな「CYBER CITY OEDO 808」はどんな作品かというと…。
西暦2808年の大都市“トウキョウ”は、あらゆる作業がコンピュータによってコントロールされる電子都市“サイバーシティ”と化していた。地上には頭脳をもった摩天楼が所狭しと林立し、地下には体内の血管のように複雑に入り交じった、無数の光ファイバー用ケーブルが設置され、思考するオブジェであるコンピュータのネットワークを完璧にしている。そこで働く人々の人口は、21世紀前半の1千分の1に減少し、過去に23区(+数市町村)に分割されていた都市形態は808のブロックに細分化され、より高度な都市体系へと進化を進めると共に、日本の首都としての「東京」は地域分散を考えた遷都計画の実行で首都という認識は無くなり“東京23区”から“OEDO808”と呼び名も変わった。
とまあ、こんな世界観の設定…。
OEDO808って何? ダサッ!
そんな印象拭いきれないネーミングセンス!
まあ、そもそもトップに書いた宣伝コピーからして
十手が光るって何? ダサッ!
とまあ、そんな感じ…。
でも、主人公達が実際に十手持っているんだもぉ〜ん、仕方ないじゃん。
あと、OEDOはOEDOであって“お江戸”じゃないんだよ〜ん。
『Oriental Electric Darwinism Oasis』
の略なんですよねー。
人間の手を必要としないで、人の為に自己進化・増殖するシステムだそうです…。
何この、無理矢理臭いかほり?
ツッコミどころ満載ですが、先に進みます…。
とまあ、そんな世界観の中でどんどん凶悪化する犯罪に対抗する為に作られたのが、「火付け盗賊改め」通称“火盗改め”の長谷川平蔵の18代目の子孫である長谷川十蔵ひきいる『機動刑事課・特務刑事』。
鬼平ですよ、鬼平! しかも、よくわからない 18 代目。
(゜o ゜)…..
どうせなら名前も十八蔵くらいにしろよ、コラッ!
え、え〜っと…。
その特務刑事に選ばれた高軌道刑務所に服役していた懲役300年前後の犯罪者、センゴク、ゴーグル、ベンテンの3人は、事件解決毎に得られる減刑の約束のもと、爆弾首輪をぶら下げて、凶悪犯罪へと挑んでいくわけです…。
もう、好きにしてください!
そんな作品…。
とまあ、こんなふうに貶しまくっているように見えるわけですけども。
いや〜…..やっぱり良いですよ、この作品!!!
何よりもまず、そのアニメのクオリティ!
高いです! 無茶苦茶高いです!!
喩えるならば、東京タワーの半分くらいの高さでしょうか?
自分でもよくわからないのでやめますね…。
まあ、とにかく高いのです!
今時の原作考える気もなく、漫画でもライトノベルでもどんどん引っ張ってきて、海外に投げるかアニメーション学院みたいなところに投げるかして、低コストでボロボロの…。しかも続ける気もないので 1 クールでハイさよ〜ならぁ〜。だって原作が終わってないんだから仕方ないじゃんぷんぷん! でも二束三文の特典は沢山付けるから DVD 買ってね。初回限定版を予約して購入しないと、特典は付いてこないどころか普及版も出さないよ〜。
みたいなアニメには、爪の垢でも煎じて健康の為にも 1 日 2 リットル以上の水分補給と、水が少なくても芯から温まる半身浴に使った後でちゃんとエコを考えて、洗濯水に使うなりトイレを流すのに使うなりして欲しいくらいであります。
しかも、高いのはクオリティだけじゃないですよ!
ストーリーもこれが素晴らしい〜。
詳細は長くなるので話せませんけども、それぞれのストーリーで敵対する犯人が何者であるのかを軽く紹介しますと〜。
第一話「古の記憶(メモリー)」 | 亡霊 |
第二話「囮の機構(プログラム)」 | 日本軍の新兵器 |
第三話「紅の媒体(メディア)」 | 吸血鬼 |
これってホントにサイバーアクション?
やる時はやる! 行くべき所まで行く!
毒を食わば皿までの素敵な精神という感じでしょうかね〜。
いや、でも面白いんですってば! マジでマジで…。
とまあ、そんな昔の作品「CYBER CITY OEDO 808」。
万人に強くオススメした〜い!とりあえず、SF の世界観が好きな人にはオススメという感じでしょうか。
暑苦しく書いていくとキリがないくらいに書けそうな作品ですので、そういう意味(?)でもオススメかもしれません。
− おまけ −
メディアミックス作品の為、これ以外に小説・ゲームといったジャンルでも当時は作品が出ていて、それぞれがそれぞれに関連していたらしいのですよね〜。
ゲームは既に遊ぶのが厳しいかもしれませんが、機会があれば小説くらいは読んでみたいものです。
古本屋でも漁ってみるかなぁ〜。
そそ、あとあと!
OP に使われている三浦秀美さんの歌う「Burning World 〜追憶のコマンド〜」がメッチャ良いのです!
ガッツリフルコーラス聞きたいのです!
そんなわけで、サントラが入手可能な情報などありましたら、よろしくお願いいたします〜 m(_ _)m
お久しぶりでございます
QMです
雪がすごいです
Ashさん、お元気ですか?
ふと、何かの拍子に見つけてしまった
イングランドのNeroというグループが
Innocenceという曲のPVで
OEDO808のベンテンとレミの部分を使っている
ってか
これ全部そうじゃないか!?
はーびっくり
みんな知っていたのかい?