雷電III (PlayStation2,2005/09/22)
- アーケードからの移植。過去作と同じく非弾幕+高速弾。
- 左右のスクロールが無くなった。
- システムがシンプル。ボンバーの反応が速いのも良い。グラフィック、音楽は並以上。
- 敵を素早く倒すと得点に倍率が掛かる。
- 高速弾ゆえに後半面は難しい。初見では弾を見た瞬間に即死の場面もある。敵配置を覚えて砕ける前に撃たねばならない。稼ぎに走るとどんどん「前に出る」プレイになる。
- 色の違うパワーアップアイテムを取った時にショットレベルが上がるようになり、ストレス軽減。(過去作ではショットの種類が変わるだけだった)
- 縦画面対応。普通のTVで使う横画面モードは縮小が掛かるが、違和感は無し。処理落ちはほぼ無く移植度は高いと思われる。
- リプレイ保存機能、お手本プレイ再生機能付。
- サブウェポンはレーダーミサイルの使い勝手が良すぎるような。他のウェポンはいらない感じ。
- 弾幕に疲れる人、シンプル志向の方にオススメ。
オススメ度:★★★★☆
虫姫さま (PlayStation2,2005/07/21)
- アーケードからの移植。本作以降ケイブの萌え路線は色々衝撃的でしたが、今では割と定着したような? 慣れは恐ろしいですね。
- 複数のゲームモードを搭載。
オリジナル → 弾速:速い、弾量:少ない
マニアック → 弾速:遅い、弾量:多い
ウルトラ → 弾速:速い、弾量:スゴイ、真ボス有り
アレンジ → マニアックと同様、真ボス有り - スコア稼ぎのシステムがわかりにくい(ショットカウンタ跳ね上げのテクニックとか)のと、稼ぎの爽快感は今一歩。まあ、普通にクリアするだけでも十分楽しめます。
- キャラボイスの人がセリフ棒読みで、やる気なさそう。やー、よくきてくれたねー。
- 移植度で気になる点は、処理落ちの掛かり方の違い(特にウルトラモード)、5面のBGMがループする時に途切れる(こりゃひどい)、ポーズをかけて解除するとBGMが始めに戻る、グラフィックのジャギーが目立つ、など。これ以外は及第点。
- 縦画面対応。普通のTVで使う横画面モードは縮小が掛かり、弾量が多いモードは精密操作が厳しい感じ。液晶TVでオリジナルモードをやると高速弾が見にくいかも。
- オプションモードは連射速度やランク等、細かく設定できて良い。面の開始時点(装備、ランク、残機)からやり直せる機能が便利。
- ウルトラは5機設定で何とかラスボスまで(C+A連無し)。が・・・これはどうにもなりません → YouTube「Mushihimesama Ultra Superplay」。
- ゲームモードが複数あるので万人向け。
オススメ度:★★★★☆
鋳薔薇 (PlayStation2,2006/02/23)
- アーケードからの移植、弾幕系。点を稼ぐ → 残機が増える → ランクが上がる → 死んでランクを下げる、というバトルガレッガに似たシステム。
- ゲームモードは「アーケードモード」「アレンジモード」の2つ。
- アーケードモードは武器アイテムの選択を間違えるとミスに直結したり、ミス後の復活が辛かったりと難しい。アレンジモードは武器をボタン選択にしたり、ランクの状態が見えたりとストレスが軽減されている。個人的にはアレンジモードの方が面白い。
- 得点アイテムを落とさずに取り続けたり、ボスのパーツをチマチマ破壊したりして稼ぐ。クリアするにはある程度稼ぐ必要あり。弾避けをしつつ得点アイテムを追いかけるのはそう簡単ではないし(1個でも逃すと100点からやり直し)、ボスのパーツは壊す順番を考えないとあっという間に弾幕に追い詰められる。
- 波動ガンというボンバーがちょっと特殊で、軌跡を残しながらしばらく画面に残る。緊急回避にも稼ぎにも使えて面白い。
- 画面の色使いと爆発グラフィックのせいで敵弾が非常に見にくい。人によってはかなりストレスを感じるでしょう。面ごとのロードも長めでテンポの悪さが気になる。
- 音楽は Super Sweep が担当、良いです。
- 縦画面対応。普通のTVで使う横画面モードは縮小が掛かり、精密操作はやや厳しいか。
- 全体的にクセが強い。シューティング玄人向け。
オススメ度:★★★☆☆
とびつきひめ (Windows同人,2006年購入)
- 「月姫」の二次創作横スクロールシューティング。ショット+ボンバー形式。
- 敵を倒すと出現するアイテムを回収するとレベル(ショットの強さ)が上がる。レベルアップ時とアイテム回収時は数秒間無敵になる。ゲーム全体的に無敵時間になるチャンスが頻繁にあり、これを利用して敵弾を回避できる。
- 敵は四方八方から出現 → 溜め撃ち(任意の方向に撃てる)を駆使して迎撃。主要な敵は出現位置が事前に表示されるので、必死に敵配置を覚えなくても何とかなる。
- 人型キャラの為に仕方ないことと思うけど、当たり判定に対して自機のグラフィックが縦に大きすぎると感じる。
- プレイ感覚は「サンダーフォース5」と「プロギアの嵐」をミックスしたような感じ。音楽もサンダーフォースっぽい気がする。
- ワイドショットのオート連射ボタンが欲しい。
- 全体的には、難易度もそこそこ、アイテム回収の爽快感、親切仕様のおかげで気軽に遊べて良いです。原作を知らなくてもOK。
- 参考動画 → YouTube「Tobi TSUKIHIME preview movie」
オススメ度:★★★★☆
アンダーディフィート (Dreamcast,2006/03/23)
- アーケードからの移植。ショット+ボンバー形式でやや弾幕系。自機がヘリコプターで空中と地上を同時に攻撃する。
- 地上からの敵弾は自機と同じ高さに達してから当たり判定が発生。高低差がきちんと計算されていて、敵が高い建物の影に隠れたりすると自機のショットが当たらない。
- アイテムを取るとオプションが使える。一定時間ショットを撃ち止めていると出現、しばらく自動で攻撃してくれる。オプションが倒した敵は得点に倍率が掛かる。
- グラフィックが非常に綺麗。爆発や煙の凝り具合は職人芸。
- 後半面では知っていないと即死のトラップがある。敵砲塔の遅延回頭がいやらしい。
- 地上からの敵弾は着弾が遅くて大量、空中からの敵弾は速くて少量、のバランスが良い感じ。3面からがアツい。
- リプレイ保存機能、お手本プレイ再生機能付。
- 音楽は Super Sweep が担当。5面の開幕がカッコイイ。← 確かライザンバー(PC-Engine)でこういう演出があったな。
- 縦画面対応。普通のTVで使う横画面モードは縮小が掛かるが、違和感は無し。
- 地形の高低差と自機の当たり判定が理解できれば、シンプルなシステムで万人向け。
- 参考動画 → YouTube「Under Defeat Stage 1-2」
オススメ度:★★★★★
トリガーハート エグゼリカ (Dreamcast,2007/02/22)
- アーケードからの移植。キャラの直球萌え路線っぷりが色々な意味で凄い。
- ショット+ボンバー形式に加えて、敵機を捕まえて回転させてぶん投げるアンカーという武器がある。砲丸投げに近い要領で、敵機を離すタイミングが重要。ザコから大型機まで、ほとんどの敵機にアンカーが効く。
- アンカーで投げた敵は爆風を撒きながら飛んで行き、威力が大きい。爆風に巻き込んだ敵機や敵弾から得点アイテムが発生して点稼ぎの要素になっている。
- アンカーを適当に使えれば難易度は低い部類。全体的にアンカーありきで作られているので、プレイヤーがアンカーを使い切れるかどうかで評価が変わるでしょう。ステージの作り方次第でパズルっぽいものも作れる(4面とか)のが興味深いところ。
- ゲームモードは「アーケードモード」「ストーリーモード」「アレンジモード」の3種類。ストーリーモードは途中にキャラの会話がちょっと入るだけ。あまり期待しない方が良い。
- 音楽は昔のゲームミュージックのような懐かしい音。グラフィックは3Dモデルがちょっとチープな感じがする。
- 縦画面対応。普通のTVで使う横画面モードは縮小が掛かって処理落ちが減る。稼ぐ場合、縦画面と横画面では得点アイテムの回収で差が出る模様。
- ショットの撃ち込み感が乏しい。ラスボス戦で画面が赤白フラッシュする演出はいただけない。目がー。
- 個人的には細部の作り込みをもう少しがんばって欲しかったところ。
オススメ度:★★★☆☆
カラス (Dreamcast,2007/03/08)
- アーケードからの移植。システムは同メーカーの過去作「ラジルギ」と似ている。
- 自機の武器はショット、ソード、シールドの3種類に加えて、発動すると一定時間無敵になるDFS。ショット、ソード、シールドは使う頻度に応じてレベル(破壊力)が上がる。DFSはラジルギでいうアブゾネットに相当。自機は敵機と接触してもミスにはならない。ショットを撃たないでいると自機の前にシールドが出る。
- 武器のレベルは得点の倍率に連動している。
- シールドのレベルが50を超えると撃ち返し弾が大量に発生する。まずはシールドレベルを上げましょう。
- ↑実はシールドのおかげで自機をほとんど動かさなくてもクリアできてしまう(ボスは時間切れで逃げる)。何というアバウトなゲームデザイン。
- DFSを繋げながら、敵機に重なってガンガン斬りまくったり、シールドでの大量撃ち返しが爽快。大雑把なプレイでも結構先に進める。
- ハードモードでは条件を満たすと真ラスボスが出現。こいつは強い。
- 画面の色使いのおかげで敵弾が見にくい。
- アーケードのベタ移植のみで練習モードは無し。また、ゲーム終了後にメモリーカードにアクセスするくせにスコアがセーブされないという謎仕様に絶望するかも。
- 縦画面対応。普通のTVで使う横画面モードは縮小が掛かり、通信ウインドウの文字が見にくくなる。
- 音楽はテクノトランス系で単調なフレーズの繰り返しだが雰囲気はマッチしている。
- ピンチの時はシールドを使えばいいし、システムを理解できれば難易度もそこそこ。万人向け。
- 参考動画 → YouTube「Karous stage3」
オススメ度:★★★★★