絶の島事件

絶の島事件?シム・フースイVersion5.0絶の島事件?シム・フースイVersion5.0
 著者:荒俣宏

「わかっていないのね、龍人。わたしがいった魔というのは、あなたのことだわ」

400年前に、鳥羽の海に消えた幻の島「絶の島」。
「風水の故郷トバ」というテーマで町おこしを行うため、風水の見立てを依頼された風水師・黒田龍人は、絶の島と九鬼水軍の秘宝にまつわる事件に巻き込まれていく。

風水師・黒田龍人と霊能を持つ助手有吉ミヅチが主人公のシム・フースイシリーズ第5作目。
今作では、痛めれば痛めつけられるだけ霊能を発揮するミヅチの霊能は残念ながら発揮されません。
# それどころか、ミヅチに優しく接する龍人というありえない展開も!

荒俣先生の博物学的知識が随所に織り込まれるこのシリーズ。
オカルト・呪術・風水・催眠術など、お嫌いで無い方にはオススメです。

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