打撃女医サオリ (1)
著者:矢上 裕
Kadokawa Comics A / 角川書店
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買いました〜。
今すぐ楽にしてあげるわ
この金属バットでね
やっぱ不完全燃焼だったんだろうなぁ〜
いつまで経っても 『エルフを狩るモノたち』でおなじみの矢上 裕先生の新作『打撃女医サオリ』をご紹介致します。
今回は何と、今までの古巣である電撃コミックスではなく、角川のエースコミックスという新しい舞台での連載ですよ!
とりあえず裏表紙に書かれた内容を用いて作品をご紹介致しますと…
一発殴らせて
「今すぐ楽にしてあげるわ──」と言い放ち、金属バットを振り回す女・坂上沙織。
でもこの人、れっきとした医者なんです…。
尿管結石に悪性腫瘍、あげくにひきこもりまで何でも来い!
巷の病理を叩いて治す、痛快メディカルコメディ第1弾!
とまあ、こんな感じの話。
ちなみに“殴”の部分には“や”のルビがふられます。
・・・まあ、何と申しましょうかね〜。
矢上先生の今までの作品を読まれている方であれば大体同じ様な思考に至るのではないかと思うところですが…
ぶっちゃけやっていること変わってなくね?
そんな感じ。
そもそもにおいて殴って治すという設定。
医療関係に焦点を絞っているとはいえ、ヒッカツ!とやってること同じやん!!!
まあ、『ヒッカツ!』自体が作者不完全燃焼なんじゃないかな〜と思うような中途半端な終わり方でしたし。
やっぱり、舞台変えてでも継続したいものがあったのかもしれませんね。
各話の構成・見せ方等もどこまでも矢上先生らしさが光っており、
今までの作品で飽きが来ていない方であれば十分に勧められるのではないかな〜と思います。
そう、正直私もその一人。
今度は頑張って続けて欲しいなーと、切に願わずにはおれません。
−おまけ−
まあ、今までの連載ペースから考えますと全2巻の可能性がどうしても頭から消えませんが…