シメジ シミュレーション
著者:つくみず
メディアファクトリー/KADOKAWA
買いました〜。
押入れ生活をやめて
学校に行ってみた。
相変わらずの終末感
アニメ化もされた『少女終末旅行』の作者「つくみず」先生の最新作『シメジ シミュレーション』をご紹介致します。
まー何と言いますか、久しぶりです。
久しぶりなので、久しぶりのものを投稿しようと思っていたのですが、急遽これを投稿します。
何故か?
本日郵便ポストを覗いたら、2巻が届いていたからなのです。
よく見りゃ半年くらい前に書いたこの記事。何やってたんだ???
まあ、深くは考えずにいきましょう。
主人公月島しじまは、中学一年の時に色々あって学校がいやになり、二年間押し入れに引きこもった少女。気が付けば頭からしめじが二本生えていたという、なかなかに奇抜な設定を持っています。
何? その変な設定。と思われるかもしれませんが、相方の山下まじめは生まれつき頭に目玉焼きをのせているので、それに比べると幾分マシな気がします。まあ、慣れろってことですね、多分……
そんな主人公の周囲には役所と戦う姉や、サスマタみたいな棒を持って間違いを直すべく彷徨うオッドアイの少女。学校には、酒ばっかり飲んでいる穴掘り部の顧問の「もがわ」先生や、天才のあやかとまあ、紹介文のどこを太字にすればいいのか迷うくらいの奇想天外な方々が居ります。
何というか……帯に書かれている通り『詩的でシュールなほのぼの日常4コマ!』というのが確かに的確な……と、言いたいところですが、それだけだと何処か何かおかしい感じ。
・何処ともつながっていない完結している電線。
・あちこちにある謎のオブジェ。
・増えるシメジと、夢(?)の世界。
・そして、なま魚製造機。
とまあ、色々と不安感を煽るような要素も散りばめられています。
どことなく、『少女終末旅行』に通じるような終末感。
何かあるのかもしれない。
何もないのかもしれない。
だって、絶対雰囲気漫画ですもん~これ。
でもまあ、『少女終末旅行』の雰囲気が好きだった方々ならば、とりあえず読んでみるくらいの価値はありそうに思います。
− おまけ −
つか、あれはチトとユーリだったりするのん?
それでは、2巻を読み終わったらまた~。