生ハム戦線異常事態 1日目

今年もこの季節がやってきた……

と思ったら、もうすっかり過ぎていました
おかしい? やるなら12月中には始めたいと思っていたのに、気が付けばもう1月。しかも……末(1/30 の出来事を記事にしております)。
ちゃんとした設備のない環境における生ハム作りは、低温時における乾燥が命!
それに失敗すると腐敗まっしぐら後悔まっしぐら……
正しくやれば発酵で美味しくなるのに、失敗すると腐敗でマズくなる。おんなじ現象なのにな~。
何はともあれ、正直乾くかどうかわからない
でも、作りたい。
うん、作ろう。

というわけで、今回は暇な年には思わず作っちゃう生ハムの記事です。

作ると決めたら準備開始です。
皆さん、生ハム作りに必須なものって何だかわかりますか?
調味料だ何だと色々と思いつくものはあるかもしれませんが、やはり一番必要なのはやる気です。
しかし、肉といっても様々。鳥・豚・牛・馬……単純に干支で考えても十二種類もの候補が!
皆さん、干支ってどのくらいまで食べたことあります?
まあ、種類は流石にと概ねわかるところですが、豚といっても様々な部位があります。
どの部位をどのくらいどう使えばいいのか?
結論は簡単。肉屋に聞く、これに限ります。

「おっちゃん、生ハム作りたいから良いとこ分けて」

大体こんな感じで聞いていけば、物事は上手く進んでいきます。

「腿か? やっぱ腿だろ? 良いのあるぞ、良いの」

とまあ、ノリの良いおっちゃんの店に来たので、こんな返事が返ってきました。
肉の相談をすると、実に嬉しそうに答えてくれるおっちゃん、信用できます。

さて、ここで購入者の立場は大事な事を伝えなければなりません。
それは、重さ
いつかは骨付きの腿一本まるまる生ハムにしてみたいと夢見るものはありますが、今回はやめておくかな~。予算もあるし、そもそも仕掛が遅すぎて乾かなそうだし。
そんなこんなで今回は1キロを注文。
嬉しそうに冷凍庫に入っていったおっちゃんは、巨大な肉塊をぶら下げて戻ってきて、慣れた手つきでカットしていきます。

「見ろ! この断面。良いだろ? 絶対美味いぞ!」

途中わざわざ肉塊を持ち上げて見せつけてくるおっちゃんに「いいですねー」と相槌。
でも、すまんおっちゃん。断面見ても全然わからん……というか、肉ってだけでどれも美味そうにしか見えん。
でも、おっちゃんのオススメなら信用してるで。
何年か前に買った時も、『これは○○農業高校で飼育されたやつだ。見ろ! この脂身。やっぱり脂が……』云々といっぱい語ってくれたもんなー。あれも美味かったで。

とまあ、そんな感じで話を聞いたり聞かなかったり理解できなかったりしてからお会計。
1キロ概ね 2,000 円。
普段の食事に使う肉に比べるとだいぶいい肉です(ほくほく)。
……えっ? 世間的にはそうでもないのかな?

何はともあれ、お家に帰って早速……お肉を冷蔵庫にシュート!
初日しゅ~りょ~!

いや、早めに下拵えした方が良いとは思いますよ。
でも、疲れたのです。根気が続かんのです。歳なんです

つづく(と思う)。

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