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異時 1巻 あの日と同じ暑い夏

07146762.JPGあの日と同じ暑い夏 異時 (1)
買いました〜。

木村明広先生の、もの凄く久しぶりの作品ですね〜。
相変わらず絵が上手いです。キャラ可愛いです。眼がキラキラしています。変な衣装のデザインいけてます。男のデザインと衣装いい加減です。女性みんな垂れ眼です。
思えば、エメラルドドラゴンのキャラデザインで見初められて。ヴェインドリームは記憶になくて。アルシャークはプレイすらしていない……………というのは、木村明広先生の話ではなく、芭蕉ハウスとかグローディアとかライトスタッフとかの話なんかしても、読者の方は全然面白くないと言うか、逆に懐かしさの為に抱腹絶倒になるかなぁ〜という感じなので、まあレビューに戻ります。

物語は、未来からやってきた少女がひいおじいちゃんの想いを代わりに遂げようと、その時代のひいおじいちゃんと行動を共にしてひいおばあちゃんを捜しながら、文明のジェネレーションギャップに可愛くとまどう・・・・・。更に、時間移動取締官・・・・・

すっげーデジャブ? まあ、気のせい気のせい

そんな物語です。

さて木村明広先生の作品と言えば。真面目なのを書かせれば、絵ばかりが先に進んで中身がどうも浮いてしまうというか、読者に伝わらないというか……正直に表現すればつまらない作品が多かったかなぁ。一方で、ギャグを書かせれば、絵ばかりが先に進んで中身がどうも浮いてしまうというか、ただ単純に面白くないというのが私の中に存在する感想。

しかし! この作品は、結構良かったです。
全体に真面目なストーリーを一本入れながら、所々にかますギャグが結構バランス良く、通して飽きずには読めました。
また、全体の話としては消化不良感が大いに残る点は否めませんが、世界観というか、時間移動システムの設定だけをそのまま使って、次の作品は今回のキャラと何にも関係のないところで書いてしまおうという(いわゆるオムニバス形式?)潔さはなかなかのものです。
まあ、要するに今回の巻の消化不良部分はそのまま置き去りです。

とりあえず、機会があったら読んでみるのもよろしいのではないでしょうか。

−おまけ−
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岳 1巻

31AJPFVRX2L._SL75_.jpg岳 (1)
買いました〜!!!

旦那、旦那! 来ました来ました! そこの旦那!
久々の正当派山岳漫画ですよ、旦那!
これは良いですよ。無茶苦茶良いですよ!
も〜。本当は別の漫画のレビュー書こうと思っていたのに、これ読み終わったらとてもじゃないがそんなの無理! 居ても立ってもいられなくなりましたよ。

物語は、民間の山岳救助ボランティアを務める男“島崎 三歩”を中心に、県警の知りあい。昔の仲間達。そして、遭難した人による1話完結の物語で進められます。

正直言って絵は下手です。
物語の展開や演出も、そんなに上手いとは言えません

しかし!!!
この漫画には、山の美しさ。楽しさ。そして、恐ろしさが描かれています。
も〜とにかく読んでください!

綺麗な絵・可愛い絵を好む人にはオススメ出来ません。
登山・キャンプなどの野外活動を嫌う人にもオススメ出来ません。
ただ1つ。

山を愛する人は、ビシッと買ってください!

そして、感動してください!
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てりぶる少年団 1巻

「てりぶる少年団」(1)
 著者:とりみき

最終話は「人気がないから打ち切りになった」と言うことをギャグにしてます。
続きが出る見込みもないのにタイトルに1巻と付いてるのも、そのギャグの延長上。
すごい面白かったのに残念。
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リトル・ジャンパー 1巻

618J1QZGT0L._SL75_.jpgリトル・ジャンパー (1)
買いました〜。

ストーリーは、よくわからない年号の未来からやってきた少女が、母親の病気を救う為、その時代の父親と行動を共にして母親を捜す話(舞台の時代の母親に遺伝子組み換えを行わないと救えないらしい)。
そこには、同じく未来からやってきたタイムパトロール・ボン公安捜査官の目を逃れながら、文明のジェネレーションギャップに可愛くとまどう主人公を描く、とてもよくあるパターンの物語が展開します。
また、一緒にやってきたはずだけど姿を見せない未来人の伏線が貼られていたり。身近に居るはずの母親の手がかりが全然ないというか、バレバレ故に裏のありそうな伏線が貼られているのが、これからの展開に多少期待出来そうな雰囲気を醸し出しています。

まあ、高田裕三先生のファンなら買っても良いのではないでしょうか

−おまけ−
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ラヴァーズ・キス

21VVFAJ03QL._SL75_.jpg212MTPYQSBL._SL75_.jpgラヴァーズ・キス (1) (2)
 著者:吉田秋生

6人の高校生たちの恋愛模様を、主人公の視点を変えながら描いた連作短編です。
同じ時間軸で起こっている話を視点を変えて描くことによって違う意味を持たせていくストーリー構成の妙には唸らせられます。
意味不明な行動をしているかに見えた人物の行動が、視点を変えることによって理解できるようになり、最後には全てが必然であった事がわかる。
さすがです。

吉田秋生と言えば BANANA FISH や YASHA などの長編も良いですが、私はこちらの方がお薦め。

たぬきマン

「たぬきマン」(1)
 著者:山上 正月

たぬきのたの字は正しきことのた!
たぬきのきの字は清きことのき!
清く正しくたぬきマン!

と言うわけで、たぬきマンです。
架空の街「天都メガシティー」を舞台に、そこを裏から牛耳っているキツネ達と、八畳敷きと言われる変幻自在のキン○マ袋を武器に戦う正義のヒーローたぬきマンの活躍と日常を描くスタイリッシュな妖怪マンガ
情報屋のムジナや、ウサギの姉妹、仲間を裏切ったキツネ華汝瑠我(カナルア)など魅力的な脇役も多数出てきます。
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バトル・ロワイアル 15巻

バトル・ロワイアル 15 (15) (ヤングチャンピオンコミックス)バトル・ロワイアル 15
買いました〜。

いやいや、遂に漫画も最終巻です。
途中のキャラの性格や演出には 65,535 色くらいは色付けされているのではないかと思うくらいに、原作から入った人には不可思議な作品に仕上がっていたものの。映画と違って基本的には原作通りのストーリー展開。勝手に先生がいい人になって、本来の『国 vs BR 参加者』の構図をダメダメに壊してしまった映画版に比べれば、個人的には良いできだったのではないかと思います。
買ってまで読む必要は無いかもですけどね(爆)。
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彼女のカレラ 1巻

31N8A402MML._SL75_.jpg彼女のカレラ (1)
買いました〜。

う〜ん、久々に見る麻宮騎亜!
いや、「JUNK」とかも書いているので久々でもなんでもないと言えばないのですが。個人的に言って久々の正当麻宮騎亜復活って感じなのです(笑)。
やっぱ、この人は笑いあってなんぼ。主軸に真面目なストーリーを置いていたとしても、主はギャグであってこその麻宮!(爆)。「コンパイラ」辺りを楽しく読んでいた方には結構オススメなのではないでしょうか。
え、車? いや、車の描写に関するところは、あっしは知識がなくて全然わからないので(爆)、読む皆様方にお任せ致しますです。

−おまけ−
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女(わたし)には向かない職業

51VB5ET1REL._SL75_.jpg女(わたし)には向かない職業
 著者:いしいひさいち

P.D.ジェイムズの同名ミステリのパロディではありません。
主人公は小学校の先生から転職した女流ミステリ作家「藤原 瞳」。

いしいひさいちの4コマらしく、気の抜けた登場人物達のカラミが楽しいです。

卓球社長

31B9DNB1V2L._SL75_.jpg卓球社長
 著者:島本 和彦

卓球をこよなく愛する社長の奮闘記。
さすがに島本和彦だけあってムダに熱いです
人生の転機や会社の経営方針を卓球で決めてしまうオヤジの熱い物語。

「卓球に生きるではなく、卓球で生きる!」