マルコヴィッチの穴
出演:ジョン・キューザック、キャメロン・ディアス、キャスリーン・キーナー、ジョン・マルコヴィッチ
監督:スパイク・ジョーンズ
以前、予告していた映画のレビュー、まずは「マルコヴィッチの穴」。
実在の俳優マルコヴィッチの脳内に侵入して、マルコヴィッチ本人を操れる穴を巡る不思議な話。
無気力、無職、猫背、貧相、既婚者なのに別の女性を口説く(しかも速攻でふられる(^^;;;)のになんの抵抗も無いと言うダメオヤジの鏡のような人形師クレイグをジョン・キューザックが好演しています。
これだけで私的にはツボをつきまくり。
ダメオヤジですが、彼の人形師の腕は相当なもの、特に冒頭シーンの「失意と苦悩のダンス」は必見です。
映像も素晴らしいです、さすが「Sabotage」(Beasie Boys)や、「It's Oh So Quiet」(Bjork)のPVを手がけたスパイク・ジョーンズだけの事はあります。
なぜか7と1/2階と言う中途半端な階にあるオフィスの説明をしたオリエンテーションビデオや、中盤マルコヴィッチの穴にマルコヴィッチ本人が入ったときの映像、ラストのプールのシーンなど見所はたくさん。
気になるのは、マルコヴィッチがタクシー運転手に間違えられた「宝石泥棒の役」
タクシー運転手が知ってる映画なので、ある程度有名な映画だと思うんだけど、なんだろう。
ハゲ繋がりでB.ウィルスのハドソン・ホークあたりかな。
ストーリの方は、うちのよりもリュカさんの所が詳しいので、詳しくはそちらを見てください。
# 人任せにする私もダメオヤジ?(^-^)
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shake さん、どもです。
グレイグのダメっぷりがとても心地よい映画でしたね(^^;;;
「マルコヴィッチの穴」が気に入ったのなら、脚本が同じチャーリー・カウフマンの「エターナルサンシャイン」もオススメですよ。
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こんばんは。やっと観ました。
(爆)ジョン・キューザックですが、はじめてみましたが適役ですね〜。
しょーもないダメ人間でしたが、ラストはちょっとかわいそうでした。
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Mercedes さん初めまして、コメントありがとうございます。
ニュージャージーターンパイクって、そんなに何も無い所なんですか?
これは実際の場所を見に行かねば。
友人と共同で映画・小説・マンガなどの感想を書き殴ってる blog です、よろしければまた遊びに来てください m(_ _)m
はじめまして。
梅雨前線に乗って(?)こちらへたどり着きました。
私もこの映画が大好きです。
私はこの映画を初めて見た時、ジョン・キューザックがマルコビッチの頭から出て来る場所が
”ニュージャージーターンパイク” という所で1人大笑いをしてしまいました。
アメリカ人の友人はニュージャージーに住んでいて、何度も遊びに行きました。
ニュージャージーターンパイクも何度も通りました。
そこに転がり出てくるとは!あの、何にもない所に!
1人で笑って、周りの人にひんしゅくを買ったのは当然です。
しかし、デビュー当時から見ているジョン・キューザックは
どんどん面白い役者になっていく気がします。
人形も器用な手つきであやつる彼、良い味出していますね。
「プレイス・イン・ザ・ハート」で初めて見たマルコビッチでしたが
あんなにダンスが上手いなんて、あの頃は想像もしませんでした。
お邪魔しました。
リュカさん、どもです。
エントラップメントも有り得ますねぇ。
おしゃれ泥棒はタクシー運転手が見ているかどうかは微妙なところ?
レビュー楽しみにしてました。
こちらの記事も紹介してくれてありがとうございます♪
それにしても、あの羅列を見ると、クレイグってつくづくダメ人間だなあと再認識してしまいました(笑)。
それからタクシー運転手が間違えたのってほんと誰だったんでしょうね?
『おしゃれ泥棒』のピーター・オトゥールか、『エントラップメント』のショーン・コネリーぐらいしか思い浮かびませんでしたが、ブルース・ウィリスが一番近いかもしれませんね(ハゲだし…笑)。
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