ダイロンの聖少女 クラッシャージョウ(10)
作者:高千穂 遙
ソノラマ文庫
だい〜ぶ前に買いました〜。
ひっさっし ぶっりっの クラッシャージョウ ですよ〜。
でもまあ、ちょっと前に「ワームウッドの幻獣」が出てますので、「美しき魔王」〜「悪霊都市ククル」や、「悪霊都市ククル」〜「ワームウッドの幻獣」の時に比べるとそんなに久々でもないのですけどね〜。
でもまあ、これだけたってもイラスト描く人が変わらないのは素晴らしい! さすがは友情パワーといったところでしょうか(笑)。
しっか〜し!
折角イラストは変わってないのに、中身の方はというと・・・
どうしちゃったの? 高千穂さん
という感じ(涙)。
何か違う。どこか違う。ご都合主義満載とか、偶然だけでいっつも問題解決かよぉ〜…といった部分は特に変わらないような気もするのですけど〜。でも、何か違うんだな(うんうん)。
端的に言えば…
つまらなくなった気がするぅ〜!
というわけで、往年のクラッシャージョウファンは止めないとして。この世界に新参者として読み始めようと思う人にはオススメしません〜(涙)。そういう人は、正しく「連帯惑星ピザンの危機」から読んで、元祖萌え萌えヒロインの “アルフィン” に惚れるところから始めましょう。
− おまけ −
でもね。ファンの1人としてつまらなくなったのはやっぱり嫌なんですよ。でも、どこがつまらなくなったのかイマイチわからないんですよ(涙)。
ここがダメになったんじゃねーの?というご意見ありましたら、お聞かせください。
「読む人の頭がダメになったんじゃねーの?」は無しの方向で…(汗)。
😳 スリリングさが全然無くなりましたね。人面魔獣の挑戦がピークだった。作者本人にもうモチベーションが無いのでしょう。
とは言え、読み手の私たちが成長したからこそ感じるのでしょうが。
畑違いですが、京極堂(百鬼夜行)シリーズもそうですな。orz
◆通りすがり殿
コメントありがとうございます。
なるほど、スリリングさ!
それは言えている気がしますね。
「人面魔獣の挑戦」なんか素晴らしかったですもんね〜。
二十数年前に読んだ作品ですが、
未だに彼女が正体を現すシーンとか印象強くて覚えています(しみじみ)。
あと、「銀河系最後の秘宝」のタロスの腕の暴走シーンとか…
・・・というか、4 年前に読んだこの「ダイロンの聖少女」の方が全然思い出せません(大汗)。
確かに、読み手の方が段々と成長し贅沢になって感じ方が変わるのもあるので、
贅沢ばかりも言ってられないのですよね(苦笑)。