機種:PlayStation
発売日:2001/11/29
メーカー:コンパイル
ジャンル:シューティング
ファミコンの名作シューティングゲーム ZANAC の移植版と、新作 ZANAC NEO を収録。
基本情報は、こちら。
■ZANAC NEO
得点や戦略的要素を意識しなくとも、適当に撃って避けるプレイスタイルでそこそこ遊べる点は初代とあまり変わらない。
自機の増加がインフレ気味なのも初代譲り。ライトユーザーへの敷居は低い。
手が加えられた得点システムにより点稼ぎプレイが熱い。
チャージショットの使いどころ、巻き込む敵機の誘導などの戦略性。
敵機を画面外に逃さずに撃っていくことで得点が上昇していき、高得点に育てると撃つのに必死。
逆に、点稼ぎを狙わなければ緊張感が弱くダレる。
特殊兵器は、あえて使い勝手を悪くしてバランス調整をしているような印象を受ける。
初代をプレイした人はニヤリとする演出。テクノで構成されたノリの良いBGM。
クリアに1時間程度かかるが、個人的には長いと思う。
■ZANAC
移植度は完璧。DISK版(国内)とROM版(海外)を両方収録しつつ、アレンジ版も付けちゃう
サービスの良さにメーカーのこだわりが見える。
目新しさは無いが、古典的な内容から感じる懐かしさ、安心感。固定敵機とランダム敵機の絶妙なバランス。
オリジナルには無かった難易度選択ができるのは初心者に優しく、マニアな人は VERY HARD で腕試し。
SPECIAL VERSION は敵の配置と自機の特殊兵器が変更され、難易度が上昇。新しい敵機も出てくる。
オプションモードも充実しており、「敵機の最大出現数」を上げてプレステパワー全開! とか、
「敵弾の照準の正確さ」を上げて全力必死プレイ! のような自由度は移植版ならでは。
■おまけ
ZANACで1億点にチャレンジしてみました。
条件は SPECIAL VERSION 、難易度 VERY HARD(最高)、その他は初期設定のまま。
99999990点でカウンターストップ、残機は255機が上限です。所要時間は約9時間。
詳細を知りたい人はこちら。
■通りすがり さん
コメントありがとうございます。
お話の件、個人的には違和感ありませんでしたが
気になる人もいらっしゃるのでしょうね。
ランダムの生成ロジックがハード依存なのでしょうか。
参考になります。
ZANACの移植度完璧との評ですが、オリジナル版とはランダム要素のトリガが完全に異なっておりたとえばプレイ開始直後のコンテナボックス内のチップ位置(最初は必ず真ん中だった)などが変わってしまっています。
これは開発者自身が認めています。
気にならない人には気にならないんでしょうけど・・・