シティ・オブ・ゴッド
出演: アレッシャンドレ・ロドリゲス
監督: フェルナンド・メイレレス, カチア・ルンジ
1960年代〜70年代にかけて「神の街」と呼ばれるスラムで実際にあったギャング同士の抗争を部外者であるカメラマンを夢見る少年の視点から描いた作品。
ストーリはlatifaさんのエントリが詳しいです。
部外者の視点からって演出手法は私の大好きな小説家船戸与一の手法に通ずるものがありますね。
ラストの全滅オチ、無意味な死、南米の暗黒面…
この映画は船戸与一ファンにオススメです。
逆にこの映画が好きな人には南米が舞台の船戸与一の小説(山猫の夏辺り)をオススメします。
さて、脱線はこれくらいにして映画のレビューに戻しましょう。
全般的に乾いた死が多いです。
劇中で涙が流された死は街一番の良い悪党"ベネ"が殺されるシーンと、"2枚目マネ"の家族が虐殺されたシーンくらいでしょうか。
無意味な死が繰り返され、憎悪が憎悪を呼び…切ないなぁ。
そして特筆すべきは子供達の演技。
ほとんど素人を使ってるらしいのですが、自然に銃を振り回しています。
日本ではちと考えられない世界ですね。
ラスト、生き残った子供達が無邪気に「誰々が気に食わないから殺そうぜ」とか言い合ってる姿にはぞっとさせられます。
音楽が底抜けに明るいだけに救いの無いラストがよりいっそう切ないです。
はっちさん、こちらこそTB&コメントどもでした。
コレ、去年観た映画の中ではダントツでした。
「ナイロビの蜂」も観たいんですが、私の住んでる地域ではまだ公開されません(T-T)
TBどうもでした〜♪
映画観終わって、頭の中に感想らしきイメージが浮かんでいるのですが、それを上手く文章にできません・・・単純な言葉では、表現できない映画でした〜♪
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カオリさん、はじめまして。
TB&コメントありがとうございました m(_ _)m
内容はひたすら重いのに登場者は明るい映画ですよね。
去年観た映画の中ではベスト5に入る映画です。
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はじめまして。
さいきんDVDで見たのですが・・・最初から目が離せない展開でした。
そして、重い内容だからあの明るさがどこから来るのか?っと思ってしまいます。
「ナイロビの蜂」の監督さんなんだそうですね。
こちらでは5月から公開なので、期待したいと思います。
TBさせてくださいね〜
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サルグラさん、どもです。
この手の映画はかなり好きなのです。
オススメといっても有名な奴しか観てないしなぁ。
とりあえず犯罪物で好きなのは、タランティーンの「レザボア・ドッグス」「パルプフィクション」
最近の映画だとコリン・ファレル主演の「ダブリン上等!(原題:intermission)」(http://blog.livedoor.jp/dogmatism_and_prejudice/archives/50064722.html)と、デンマーク産の「ゲット・ザ・マネー(原題:Old Men in New Cars)」(http://blog.livedoor.jp/dogmatism_and_prejudice/archives/50153000.html)なんかも面白かったです。
TBとコメントありがとうございます。
をかもとさんこういう映画好きなんですか??
俺も好きですよ!
なんかお勧めあれば
教えてくださいね!
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latifa さん、コメント&TBありがとうございますm(_ _)m
この映画は TSUTAYA で見かけたときに「latifa さんの所に書いてあったなぁ」と思って借りたものですから(^^;;;
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をかもとさん、こんばんは!
映画見られたのですね♪文章内に私のところを出して下さるなんて
たいしたことも書いてないのに、恥ずかしいデス・・・
が、ありがとうございました^^
をかもとさんは、タランティーノ監督がお好きだそうですし、
こういうジャンルの映画には、目が肥えていらっしゃるはず!
をかもとさんは、本とかもお詳しいんですねー!
私は、たまにしか読まないので、もうちょっと本を読まねば!