シュヴァリエ (1)
原作:冲方 丁
漫画:夢路キリコ
マガジンZKC/講談社
買いました〜。
も〜、文句なしの 冲方節全開!
要所要所に散りばめられた言葉遊びと単語の群れ。
時代は中世ヨーロッパ。革命前夜の巴里を舞台に、わけのわからん世界が展開します!
時は革命前夜の巴里。
詩に魅入られ、詩に操られ。乙女の血をもって詩篇を綴る詩人達が起こす猟奇事件。
一方で、それを闇の内に処理する。詩に復讐を誓う女騎士スフィンクス。
虚々実々の新・神秘的韻文詩集!!!
等という面倒な話はどーでもよいのです!
冲方節に酔うのです! そういう作品なのです(爆)。
漫画を担当している夢路先生は、この作品が最初なのか他の作品を知らないので何とも喩えようがないのですが…。結構良い感じに冲方先生の世界観に合っているとは思います。
ちょっと血を流しすぎ、猟奇的すぎな部分もありますので、そちらの方が苦手な方にはちょっとオススメできないのですが(苦笑)。
冲方先生の謎解き多き作品が好きな方には、かな〜りオススメです!
あとあと、私のような セリフフェチ の方には絶対的オススメです!
さぁ、皆さんご一緒に!
詩に終止符(ピリオド)はない
あるのは言葉の死か 詩人の死だけ ぽわ〜ん(恍惚)。