7(セブン) モールモースの騎兵隊
発売日:2000/12/21
発売元:ナムコ
ジャンル:RPG
そんな訳で、今日はゲームのレビューです。
ほんわかした絵柄と野宮真貴さんのナレーションにだまされてはいけない。
かなり、やりこみ要素の強いゲームです。
導入部の「モールモースの騎兵隊」は、ぼけぇっとしててもクリアできます。
しかし、これはほんの序章に過ぎず、このゲームの真髄はクリア後の「アルメセラ年代記」にあります。
敵モンスターとの戦闘は、ローテーション・バトルシステムとよばれるこのゲーム独自のシステムで行われます。
これが曲者で、4×3のマスに最大7人の仲間を配置し、職種がもつ能力と配置するマスの特徴を組み合わせて決定するのですが、これがかなり高度な戦略性を要求されます。
敵モンスターのデータがすべて提示され、自軍が何ターン目にどれだけ敵にダメージを与えられるか、敵からどれだけダメージを受けるかが戦闘前に完全に把握できるため、電卓とにらめっこになります。
強い仲間が揃っているときは力押しでもゴリゴリといけるのですが、各キャラクタには年齢が設定してあり、ある程度の年になると性能が劣化していきます。
なので、しょっちゅう新兵を補充して育成しなければなりません。
しかも、敵モンスターには倒さなければいけない制限期間が設けられているため、弱い仲間だけでも挑まねばならない場合もあります。
そんなわけで、強い仲間が居ないときは前述したとおり電卓とにらめっこになるのです。
ホンワカした絵とは裏腹にかなり硬派な作りのゲームです。