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ZAP MAMA
1997/05
コーラスグループとしてデビューした ZAP MAMA が、リーダーのマリー・ドルヌ一人のユニットに移行する転機となった一枚。
前2作「ZAP MAMA」「Sabsyslma」ではアフリカの伝統音楽にソウルやゴスペルを絡ませたアカペラスタイルで作成していたが、今作からはアカペラ・スタイルを止め、ヒップホップ・レゲエ・ソウルといった音楽への接近を見せている。
今作で目指した方向性が見事に花開くのは次作「ア・マ・ゾーン」
ボーカルのマリー・ドルヌはザイール出身。
ベルギー人の父とザイール人の母を持ち、幼少時に戦禍を避けるために原住民のピグミー族としばらく過ごす。
その際、ピグミーたちが伝承してきた古来の音楽や文化に触れる。
エリカ・バドゥや、ZAP MAMAのようなアフリカをルーツとした歌手のアルバムはかなり好物です (^-^)